【感想・ネタバレ】住めば都のコスモス荘(3)のレビュー

矢上裕 / 阿智太郎

静岡から上京し専門学校に通うごく普通の青年・桜咲鈴雄は、ある日、株式会社オタンコナスの社員タンポポと名乗る少女から自社のパワードスーツ「ドッコイダー」のモニターになってくれと依頼される。しかしそれは、銀河連邦警察がドッコイダーとネルロイドガールどちらかのパワードスーツを採用するかのテストだったのである。ドッコイダー、ネルロイドガール、そしてA級宇宙犯罪人たちが、お互いの正体に気づかぬまま地球にあるアパート「コスモス荘」に住むことになるのであった。

[ブクログ · ★★★★☆]

未レビュー消化。古き良き作品でした。味方、敵、コスモス荘に全員集まってワイワイ世界を作っていく、それぞれのキャラたちにエピソードがあって涙あり笑いありの最高の物語。なかでも、最終回はやっぱりいつ見返してもノスタルジックに浸れるいい終わり方です。
　仲間を守るため記憶を消された鈴緒が小鈴と出会い、もう一度変身してスイートピーに言い放つあのセリフがすべてを物語っているように読まなきゃこの感情はわからない作品だとおもいます。