【感想・ネタバレ】筆談で覚える中国語のレビュー

あらすじ

★受け持った生徒の中国語検定合格率は驚異の99%!
最先端の教育現場で導入されはじめている、
早く、確実に身につく学習法。


私たち日本人は語学学習において「大きな勘違い」をしています。
それは「語学学習では『発音』が大事」だと思っていることです。
とくに中国語を学んでいる人の9割は、その勘違いによって確実に損をしています。
その最たる例が

「中国語は発音からはじめる」

と思っていることです。

これは本当に大きな勘違いで、事実はまったく逆です。
中国語を学ぼうと思ったら発音は「あとまわし」にすればいいのです。

では、発音を「あとまわし」にして、どうすればいいのか。
その答えが、本書でお伝えする「筆談」です。

◎筆談ならば、細かい発音に左右されず確実に意図が伝わる
◎中国の発音に馴染みはないが、漢字には馴染みがあって覚えやすい
◎そもそも中国語と日本の漢字は7割が共通。
◎文法は「動詞が前」以外は日本語にそっくり

……などなど。
つまり、私たちは最初から漢字に親しみがあるから、
文法といくらかの単語さえ覚えれば、
中国語でのコミュニケーションは可能!

ちなみに、筆談で学んでから「発音」を学ぶと、
最初から発音を学ぶよりも圧倒的に早く発音が身につくこともわかっています。
筆談で覚えるというのは、
発音を身につけたい人にとっても最短で覚えられる
「魔法の学習法」なのです。

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Posted by ブクログ

中国語を勉強しようと思ったら最初にこの本を読んだほうがいいと思った。中国語の「発音」ではなく、日本人に馴染み深い「漢字」を使い学習を進めるので、中国語への苦手意識がだいぶ減る。

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2023年02月20日

Posted by ブクログ

目からウロコの中国語の勉強法だった。発音が難しい中国語を発音を後回しにして、漢字を使っている日本人しかできない筆談という勉強法で覚えていく。
この本を読んだだけで、あいさつ程度の中国語の筆談ができそうな気になり、もしかすると「筆談ならば中国語がマスターできるのではないか?」と錯覚するほど。
中国語の初心者にはお薦めの本だと思う。

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2017年02月14日

Posted by ブクログ

大学院生時代に中国人留学生から中国語を習って中国語を始め,今はNHKラジオでたまに学ぶ程度でHSK四級まで到達.
何かステップアップのポイントはあるかも?と思って購入して積ん読していた.

目にとまった内容をいくつか:
 1. 漢字の字形比較にはmoji.tekkai.comというサイトがある
 2. 簡体字の簡略の仕方の覚え方がおもしろい
  →例:親なのに見ない=親不孝☞亲,戸締まりするのに門もない☞开关
 3. 不(bu)と没(mei)はそれぞれ未来の否定と過去の否定
 4. 語尾の呢(ne)はじゃまされるなど不満のある意を含む
 5. 得(de)は「動詞+得+形容詞文」で「~に~する」
  →用例:我工作得非常努力。(一生懸命に仕事をする)
 6. 地(de)は「形容詞+地+動詞」で「~に~する」
  →我非常努力地工作。(一生懸命に仕事をする)
 7. 選択させる意味での还是(haishi)は尋問口調になる
 8. 好!や行!の相づちは強調する場合は3回言うのもあり
  →実際に中国人留学生が3回連続して言っていたのを聞いたことありました

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2021年10月20日

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