あらすじ
ぼくらが公園に行くたびに見かける男の人の名前は「よみさか」。ジャンケンに負けたぼくが、初めて声をかけた日、友達のタクミがいなくなった!(「すれちがう」)小説家の俺は稀代の殺人犯・佐藤誠について調べていた。これから会う人は、彼の真実に最も近しい名探偵だ(表題作)。変わらぬ日々にもがく人々の姿を通して、郷愁と感傷の先に待つ、かすかな希望を描く青春小説。
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Posted by ブクログ
ゲームを中心にした連作短篇集。前作よりもミステリ色は弱めですが、苦味の増したジュブナイル物で、大好きな作品です。また各章、ラスト一文に震えることが多かったです。 なかでも『すれちがい』は鳥肌が止まりませんでした。 どの作品もゲームを中心にし、時代の移り変わりやゲームの楽しみ方、製作者とプレーヤーの関係などを通して、物語を描いています。淡々としていますが、そこに眠る熱さが余韻として残るました。 また章によって異なりますが、人と人との関係や信頼、期待などが描かれていて純度の高い青春作品集でした。