【感想・ネタバレ】シノギ 山口組系組長の錬金術のレビュー

あらすじ

「抵当を半分ほどに圧縮してくれれば1億円の謝礼を出すという。借入先の金融屋はヤクザであると察しがついていた。俺は引き受けることにした……」(「はじめに」より)
服役中の山口組系組長から著者のもとに届いた便箋1700余枚の書簡には、戦後の動乱期から今日にいたるまでの生々しい生き様とともに、「シノギ」の手口の数々が克明に綴られていた。わずかな時間で驚くべき巨額の金が舞う、その表裏に蠢く実態を白日の下に晒す!

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ちょっとしたヤクザ歴史観!?

ヤクはやっていなかったのか、廻りを含めはっきりしないままなところ(書けないか⁉)が煮えきらなかったけど、戦後からバブル崩壊後までの幅広い期間のヤクザ稼業の「世相」を知ることが出来るのでは😃

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2017年10月13日

Posted by ブクログ

某暴力団組長が服役中に記した自伝(便箋1700枚!)をもとに編集された本。ある意味で「ビジネス」の本質をえぐり出している。手段と方法を選ばず、度胸さえあれば、世の中に儲かるネタはいくらでも転がっているし、刑務所に入れられても、娑婆に戻ってまた荒稼ぎすればいい。こういう別世界のお話は純粋に楽しめるね。あと、私のような育ちのいい一般人にとっては、この世界にほんの少しでもかすってしまうことの無いよう、危機管理の一環として読むのも有益かと。

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2012年02月05日

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