【感想・ネタバレ】今夜も、エッチな飼育は地下の書庫で…【完全版】のレビュー

冴木ぽてり

「経験ないなら体に教えてやる」「や…ぁ! 奥ダ…メぇ」図書館勤務のマジメ司書・沙代は、知識は豊富だけど恋愛経験はゼロ。ある日、財閥息子・柊也に引き取られることに。地下の書庫で四十八手の本をこっそり開いた所を柊也に目撃され「本で読んだこと、実践してやるよ」と、Ｈのレッスンが始まっちゃった…!? 「松葉くずし、知ってるか？」大きく脚を開かれて、最奥を何度も突かれて…。そんなにされると…もう壊れちゃ…う。閉ざされた地下の書庫で毎晩、沙代は快楽に溺れていき――。【この作品は「今夜も、エッチな飼育は地下の書庫で…」話売り作品の合冊版です。】

[如月弥生 · ★★★★☆]

コミュ障な図書館司書×御曹司

住んでいたアパートが火事になってしまい、路頭に迷いそうなところを御曹司に拾われたヒロイン。宿代は身体で…というところまで、TLではよくあるパターンでしょうか。彼女がコミュ障でうまく会話出来ないので筆談にしようとするくせに、本の話になると饒舌になるのが面白かったです。最初は拾った彼女をペット扱いしていたヒーローが、徐々に彼女に惹かれていき変わっていく様子も良かったです。欲を言えば、「四十八手」をもっと色々披露して欲しかったな(笑)。