あらすじ
女性コミック誌『YOU』で「ナース・ステーション」という作品を10年以上にわたり連載していた人気作家が人気絶頂期に異変。休載を余儀なくされ、ドクターショッピングの末、ついにパーキンソン病と診断。入院や薬物療法から、脳への電極埋め込み手術を受けるまでを余すところなく描いた渾身のエッセイ。手術後の現在も声は出ず、歩行も困難な著者が、進行していく病と向き合いながら、震える手で、ペンを握りしめ、描き、生きる姿に涙が止まらない感動の一冊です。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
著者は「ナースステーション」などで有名な漫画家さん。 体の右側に感じた違和感は、やがて手の震えになり、仕事を続けるのも困難に。 原因を求めて何人もの医者を訪ね、精神的にもダメージを負った末に辿り着いた病名は、パーキンソン病だった。 脳のドーパミンを作る機能が阻害されて起こる難病で、進行すれば体の自由が奪われて行く。
投薬治療に限界を感じ、脳に埋め込んだ電極にパルスを送る手術を受けるまでの顛末を描く。 この治療によって、再び作画できるようになった時から振り返っている。 なかなか確定的な診断に辿り着かないもどかしさと、先行きへの不安、絶望感が伝わってくる。
Posted by ブクログ
7年間も確定診断をしてもらえなかったとのこと。
それは、本当に辛かっただろうな。。。
でも、手術が適用できてよかったです。
絵柄が若そうだったので、一体、何歳の頃に発症したんだ?と不思議に思い、著者の生年月日を調べ、計算してしまった(^^; ごめんなさい。
でも、その年齢でもパーキンソンになるのか。。と、かなり驚いてしまった。
今は漫画家に復帰されているとのこと。
ほんとうによかった。。