【感想・ネタバレ】“一週間サイフ”で楽々お金が貯まるのレビュー

あらすじ

サイフに一週間分の食費や生活日用品代を入れたら、その範囲内でやりくりするだけ。
サイフを見れば予算残額が一目でわかるので、残りの日数をどう過ごすか決めやすい。
「家計簿がつけられない」「いつも赤字」――
そんな悩みもスッキリ解消! ズボラな人でも楽々お金が貯まります。

――お金を増やすには投資が有効。
でも「サイフ」の工夫で月5万円以上の利益を生むこともある! ――
それが、累計193万部の著者の結論です。

【著者紹介】
横山光昭(よこやま・みつあき)
家計再生コンサルタント。株式会社マイエフピー代表取締役社長。
家計の借金・ローンを中心に、盲点を探りながら抜本的解決、確実な再生をめざす。
個別の相談・指導では独自の貯金プログラムを生かし、リバウンドのない再生と飛躍を実現し、これまで10,000人以上の赤字家計を再生した。
業界でも異端児的活動で、各種メディアへの執筆・講演も多数。
独自の貯金法などを紹介した『年収200万円からの貯金生活宣言』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)シリーズは累計95万部を超え、
『はじめての人のための3000円投資生活』(アスコム)が27万部を超えるなど多数の著書は累計193万部となる。
全国の読者や依頼者から共感や応援の声が集まる、庶民派ファイナンシャルプランナー。

【目次より】
◆STEP1 「食費専用」のサイフを一つ、用意してください。
◆STEP2 サイフに「食費」のレシートを入れていってください。
◆STEP3 サイフに一週間分の食費となるお金を入れます。
◆STEP4 食費を減らす工夫を考えてみましょう。
◆STEP5 実際に食費を減らして家計が改善した例があります。
◆STEP6 “一週間サイフ”を実践できたら家計全体を見直します。
◆STEP7 もっとお金を貯めたいなら、覚えておきたい“カンドコロ”があります。
◆お金に困っていたのに「貯金生活」ができるようになった七つの実践例です。
◆おわりに 食費を制する者は、家計を制す。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

家計簿が苦手、お金の管理が苦手な人が最初にやりやすい『簡単な家計管理を食費&お財布で提案している』一冊でした。

お財布に一週間分の家計費(具体的には食費を入れ)反対側のポケットにレシートを入れて、一週間したら買ったものの内容をレシートで吟味したり、使った金額を認識しながら、一週間の予算を守ることを徹底してやりくりする方法が主に記載されていました。

家計管理は、袋分けが流行ったり、無印良品の小さいバインダーが流行ったり、つけるだけで貯まる家計簿が流行ったり、とさまざまですが、家計管理は自分にあう物を探す永遠の旅でもあります。

全ての家計管理技を平均して言えば、費目に予算分けして、その予算を守り、費目間の貸し借りも無しにして、維持するくせをつけることに終始しています。

会社経営と同じだ! 家庭を会社だと思うとやりやすいと最近の本では書かれている事が多いと感じます。
まさにその通りですね。

家計を見直した時に、すぐにできることは通信費を格安スマホに変更することと、とにかく食費!
食費を制するものは、家計を制すると本書では言い切っています。

確かに、住宅ローンや電気代などの固定費は見直しをした後は、他に削るものは一般的に食費ぐらいしかありませんよね。

食費についての具体的アドバイス内容は、新鮮野菜について本当に必要? 冷凍食品を活用したら? 産地へのこだわりは本当に必要? 外食の上手い使い方など言われてみれば無駄だよねと言えるポイントを的確に指摘してくれています。
男性著者なのに、きめ細やかな視点が凄いなーと関心しました。

子育て世代には、その習い事本当に必要? という疑問と提案も投げかけられていました。

個人的には、苦しみながらやるスポーツの習い事って無駄だと思っていたので、同感できる内容でした。
スポーツは楽しむのが一番だと思うので、学校の授業や休み時間などで充分だと私は考えています。

遠征費や発表会にお金がかかって大変〜! と日常的に会話している人がいると「身の丈にあってない習い事だし、時間の無駄じゃない?」といつも言いそうになる言葉を飲み込んでいます・・・。

一度、お金がかかるわ〜! と自慢げ(!?)に話している人に「楽しんでいるとはいえ、中ぐらいの成績の(とある)スポーツに、そんなにお金かけて将来の学費大丈夫なの?」としんみり言ったら、相手が絶句してしまったことがありました。
本当のことは相手も実は分かっているのでは? などと個人的に普段あまり深く考えないことも考えさせてくれる一冊です。

あと、人んちの家計では、それって必要なお金なの? ええっ!? と思える使い道にびっくりすることがありますね。

本書は手元に置いておいて、読み返し、家計管理を今一度考えるためにも必読の一冊だと思いました。

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2019年07月06日

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