【感想・ネタバレ】おばあちゃんはファッションモデルのレビュー

渡久地恵美子 / 森千波

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「今がいちばんしあわせ」と語るおばあちゃんと
「おばあちゃんに少しでもたくさん笑ってもらいたい」と語る孫・千波さんの優しいフォトブック。

おばあちゃんといつまでも一緒にいたいですがそう言う訳にもいきません。
目に見えて老いてくるおばあちゃんに少しでもたくさん笑って貰おう、若返って貰おう、楽しんで貰おうという一心でモデルをお願いしています。――著者より

[ブクログ · ★★★★☆]

94歳のおばあちゃんが、孫が織った衣装を身に着けてモデルを務める。
インスタグラムでそんな写真を紹介した結果、本にまとめることになったそう。
おばあちゃんの言葉と、素敵な笑顔の写真で、気分が明るくなる。
表紙では手編みのものを着ているが、孫はさをり織りのアーティストで表紙以外は織りの衣装である。
カラフルで素敵な織りは、おばあちゃんにもとってもよく似合っているし、明るい色を着ることで着ている本人も明るくなるように思う。
年配の人がお洒落に派手な色のものを着こなしているのは素敵だ。