あらすじ
仲間とは? 家族とは? 人間とは? 学びとは? 人生とは?
そして日本人が世界に誇る特性、信義、誠実、勤勉、礼儀正しさの本質とは何なのか?
論語に通じている人や組織は、強くしなやかである。
それは人間の本性をストレートに理解しているからだ。
読むたびに気づきを得る“東洋の大古典”論語の世界。
ただ読み流すのではなく、各項の本質をつかみたい。
そこで、本書では全文の現代語訳、書き下し文、原文に加え、覚えやすい【一文超訳】を掲載。
テーマは何か、主旨は何かが一目で把握でき、格言のように心に刻まれるので、論語の理解が飛躍的に向上する。
また、主要な人名や日本人に馴染みのない語句には注釈を入れた、現代の論語完全版。
【一文超訳の一例】
「口がうまく、つくり笑いをするような人間に本物は少ない」
「人と誠実につき合い、余力があれば教養を高めよ」
「上に立つ人は、重厚で威厳ある人がいい」
「父に学び、死後3年はやり方をかえるべきではない」
「親しき仲にも礼儀あり。いつも礼と和の調和をはかること」
「約束は道理で判断し、人づき合いは礼に気を付ける」
「子は健康であることが一番の孝行である」
「温故知新ができてはじめて人の師となれる」
「専門バカになるな」
「よく学ぶ人には、仕事と給料が向こうからやってくる」
「過去の歴史を学べば、未来も読める」
「儀式にはもともと意味があるはずで、無駄に思えることでも安易に否定してはいけない」
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
1.ずっと読もうと思ってて読み損ねていたので読むことにしました。
2.人生のバイブルとして名高い「論語」を現代文、書き下し文、原文の3種類載せた本です。
人として、リーダーとして、政治家としてどのよう生きるべきかを説いた本です。これに書かれたことを積み重ねることで「信頼」を得ることができると述べています。
本書を通して学んだことを実践していくことで徳のある人間に成り上がっていくことが人としての最終ゴールだと導いてくれる本です。
3.基本的に書かれていることは学生で習った漢文、古典と同じことです。ただ、大人になり反省しなきければいけないところ、自分が逃げていた部分がよく見えてくるので読んでいてとても心に響いてきます。とくに「自分に原因を求めずに他人に求める」ということはみんながやっていることです。私の会社でもそのような人で溢れており、大変困っています。それは私自身も同じです。
だからこそ、私から心を変えていく必要がありました。理想のリーダーを目指すためには、人にやる気を与えるリーダーになりたい自分として、今の職場を変えないと未来はないと痛感しました。