【感想・ネタバレ】お江戸の武士の意外な生活事情 衣食住から趣味・仕事までのレビュー

あらすじ

「花は桜木、人は武士」という言葉がある。花の中では桜がひときわ美しいように、人の中では武士が優れているという慣用句だ。「武士は食わねど高楊枝」というのもある。もちろん、士農工商の身分制度があった江戸時代の価値観に基づいて広まった言葉だろう。しかし、時代劇などに出てくる武士はひどく裕福か、逆にひどく貧乏かのどちらか。制度上はもっとも上位にある武士だが、その実生活はどのようなものだったのだろうか。本書では、あまり知られていない、武士の実生活を紹介したもの。武士の勤務時間はどれくらいだったのか? 貧乏侍が「サンピン」と呼ばれたそのわけとは? 園芸を趣味にする武士が多かった理由とは? などなど意外な生活を衣食住、遊び、結婚や懐具合まで、江戸の武士の生活を丸裸にした、歴史雑学。本書は、「お江戸の意外」シリーズの4作目。歴史ファン、江戸ファンなら揃えておきたい好評のシリーズだ。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

目から鱗?
こういう雑学好き。
というかこの程度を知っておかないと、
歴史研究をするのに資料を探すのが時間かかりそう。と思った。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

江戸時代、武士はどのように暮らしていたのか。江戸を中心に、武士の日常が分かる、気軽によめる一冊。衣/食/住/役/勤/金/婚/罪/遊、の各章に分けて、2ページ程のトピックスを紹介してゆく。

将軍や大名など高位の階級における窮屈な生活。経済成長につれて物価高になってゆく中、固定された俸給のために困窮する下級武士。身分制社会の中で特権を持ちつつも、戦闘集団という建前と太平の世の中という現実の間で、独特の生活文化が発展したのが興味深い。

0
2017年07月31日

Posted by ブクログ

今までは漠然としたイメージしかなかった江戸時代の武士の生活が、リアリティを持って分かる本。お金がかからない趣味に熱中してみたり、見栄は張るけど貧乏暮らしだったり、そういった事情を知ると武士が身近に感じられる。

0
2010年09月09日

Posted by ブクログ

キオスクにて購入。意外と面白かったよ 。武士も楽じゃなかったんだと。シリーズで出ているようなのでどこか見つけたらまた読みたいな。歴史とかに興味ある方であれば少しは楽しめるかも

0
2010年04月18日

「雑学・エンタメ」ランキング