【感想・ネタバレ】突撃! ロンドンに家を買うのレビュー

あらすじ

豊かな緑と美しい家々が織りなす住環境、中古でも決して資産価値が下がらない不動産、安心して物件購入ができる英国ならではのしくみ……だからこそ世界中の投資家がねらうロンドンでの家探しは行動力と判断力、そして強運を要するハードな戦いだ! 英国を誰より愛する著者が、人生を賭して夢を果たすため東奔西走する、手に汗握る奮闘記。

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Posted by ブクログ

タイトルの通り、著者がロンドンに家を買うまでのお話。
イギリスの不動産事情を知ることができ、著者の物件購入までの奮闘ぶりも面白かった。
イギリスでは不動産売買は弁護士を介して行われる。
また、家屋鑑定士の評価を得る必要があり、とても公正に取引が行われているように思った。
また、イギリスは穏やかな階級社会で、その人が話す英語のアクセントや住んでいる地域のポストコード(郵便番号)で、その人のバックグラウンドが分かるという。
そのため、不動産の価値はロケーションで左右される。
それは日本のそれ以上のものだ。
日本と違う点は他にも、住居の形態だ。
日本でいうところの、戸建て、マンション、アパートなどのである。日本では上記3つが主だが、イギリスではその種類は、主なものでも9つほどある。

ロンドンは世界一地価が高いと言われている(言われていた?)のは知っていたが、それはロンドンが魅力的な都市だということと供給できる不動産が少ないというのがその理由だ。
あまりに地価が高騰するのも考え物だが、古い建物を大切にしながら住むという文化は素晴らしいと思う。
日本も、新築ばかり建てずに、中古物件を有効活用するような流れになるといいなと思う。

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2018年06月05日

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