【感想・ネタバレ】GRIT(グリット) 平凡でも一流になれる「やり抜く力」のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

広告代理店の共同創業者という元同僚の二人によるGRITの力と磨き方。GRITとは、度胸(ガッツ)、復元力(レジリエンス)、自発性(イニシアティブ)、執念(テナシティ)の4つの要素の力のことで、本書では多くのエピソードによってGRITに基づく成功事例が語られる。
まずチャレンジ、三十分余計にがんばる、言い訳をやめる、退屈を受け入れる、小さな勝利を祝福する、小さな目標を設定する、前向きに失敗する、挫折を糧にする、年相応に振舞うな
エピソードは適切で、何が言いたいのかも説明されているので、とても分かりやすい。ただし、成功事例の中にGRITの要素が認められるからといって、同じGRITの力を発揮すれば必ず成功するという保証はない。とはいえ、自分の力で具体的に変えられるものだという希望と、一歩を踏み出す行動がなければ変化はおぼつかないという自覚は得られた。
17-18

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2017年01月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

とあることで、GRITに関しての育成方法を知りたくて借りた。有名な本でない方だったが、いくつかの示唆は得られた。

「GRIT養成法」
第1章 なぜ「グリット」が大切なのか
- グリット4つの要素
1、度胸(Guts)
2、復元力(Resilience)
3、自発性(Initiative)
4、執念(Tenacity)

・グリッドを授ける
支援や助言を提供するだけでなく、自ら学べるように仕向ける。どうすればもっと良くなるか?作り方を教える
・やるべきことを片付ける
やりたいこと一覧を作る。毎週1つやり遂げる(些細なことでもOK)

第2章 「才能」という神話
・入念すぎるほどの準備を
才能があるのはOKだが、過信は禁物。
・まずはチャレンジ
嘘をつく必要はないが、無理はしよう
できるだろうかではなく、自分の強みを生かそう
・30分余計にがんばる
なんであれ、あと半時間頑張ると効果が出る。1日のうち、もっとも生産性の高い時間に懸案のタスクを片付ける

第3章 夢を捨て去れ
・魔法の言葉に頼る
目標をパスワードにするなど、常に自分に言い聞かせる
・現実を知る
目標達成に必要な実行プランを立てる。リマインダーなどできちんと実行する
・耳を傾ける
まわりの人の意見を聞く

第4章 安全ネットなしで
・綱渡りに備える
今日失業したらを考える。次にどうするかを考える。
心の準備ができれば恐怖を和らげられるし、変化を積極的に受け入れられる
・言い訳をやめる
言い訳ではなく問いかけをする。
どうすればよかったかを自問する
・居心地の悪い状況をつくる
脳は新しもの好きであり、慣れ親しんでないことをすると神経活動に好影響ができ、創造性が高まる

第5章 ウェイトトレーニング=待つトレーニング
・何もしないのは何かをすること
ただじっとしてみる。周囲に注意を向け、自分の感受性を高める。退屈で何もしない時こそ、もっとも創造的になり、充実感を得られる
・リストを大いに活用する
一週間のやることリストを更新する
・意志の力に頼らない
意志の力は短期間しか効力を発揮しない
無意識の習慣化が最強
・「30秒停止ボタン」を押す
30秒あれば人の気持ちは変わる。衝動にかられたら30秒かぞえる
・感謝する
自己制御のひとつの鍵は「感謝の心」
前向きな気持ちは良い選択ができ、後ろ向きな気持ちは衝動的になる。

第6章 竹のようにしなやかに
・プランBを採用する
時にプランAより効果的の場合がある
・充電する
睡眠が持つ復元パワーを使う
・挫折を糧にする
毎回の挫折を次にどうしたら良いかを考える
そして何度もトライする

第7章 期限は無限
・足し算、引き算をする
時間がないほど本質的なことに集中できる。
・へたに待たない
条件が整うのを待たない。明日に向けて今何ができるかを考える
・100年計画を立てる
5年、10年スパンでの人生計画を立てる
重要な節目に何に時間を費やすのか考える

第8章 グリットは善をめざす
・ネットを活用する
何かをしたい場合はネットでそうしたマッチングを探す
・グリット・ムーブメントに参加する

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2019年03月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

4つの要素
度胸 困難に挑み、逆境にもたじろがない勇気
復元力 失敗や障害や逆境にめげるこのなく意欲の集中力を維持できる
自発性 グリットを動かし、前へ進めるもの
執念 どんなことがあっても目標に集中し続ける能力

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2017年10月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

よくあるテクニック論を否定し、古臭い言い方では努力と根性の重要性を説いている。
ほとんどが体験談であり、本質的なことは少ないのでそこだけ読めば十分。ただし、どこに記載されているかを読み取る必要があるので、無駄に読書時間が取られていしまう。うまく読み飛ばすテクニックが必要。
・GRITとは「Guts(度胸)」「Resilience(復元力)」「Initiative(自発性)」「Tenacity(執念)」の頭文字。
・Gutsは、困難に挑み、逆境にもたじろがない勇気や度胸。
・Resilienceは、挫折などから立ち直る力。
・Initiativeは、GRITを動かし前へ進めるもの。率先して物事に取り組む力。
・Tenacityは、どんなことがあっても目標に集中し続ける能力。
・夢を思い描けば実現するという本が多いが、ある研究では空想をすれば気分が良くなってしまい、簡単に成功できると思い込んでしまうため、努力をしようという意欲がなくなってしまう。さらに現実が相乗以上に厳しいと分かると、やる気が失われて不安が募る。
・自分の能力を低く見てしまうクセは、失敗したときのショックを和らげたいから。一方で行動を自制させてしまう。この傾向がある人は、自分の功績を幸運や他人の力のおかげだと考える。
・普段から居心地の悪い状況を自らに課すことでGRITが高められる。目をつぶって服を着たり、レストランで食べたことのないメニューを注文したり、エレベーターで見知らぬ人に挨拶をするなど。
・小さな達成を通じてやる気を保つことができれば、遠い将来のもっと大きな目標に取り組むのに必要な忍耐力が養われる。
・一日のうちで何もしない時間を作ることで、忍耐力が鍛えられる。電車ですぐにスマホを見ないなど。
・子供に復元力を身につけさせるには、自分のことを無条件で信じ、期待してくれる大人が必要。
・人間の最も深いモチベーションの源泉は、他者を助けたいという思い。他人を助けると、喜びや報酬に関わる脳の領域が活性化する。

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2017年02月11日

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