【感想・ネタバレ】買物欲マーケティングのレビュー

あらすじ

購買のほとんどが無意識の行動といわれる。なぜこれを買ったのか、ほとんどの消費者は説明できない。この消費者の摩訶不思議な購買行動から発想しようというのが、買物欲マーケティング。消費者は欲しいという「モノ欲」と、買いたいという「買物欲」がないと買物しない。消費者の「買いたい」をつくる、お店づくり・商品づくりを売場の視点で発想する技術。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

【メモ】買い手目線のマーケティング本。買い物欲とモノ欲を定義。BtoC業界は買い物欲を刺激することが肝要。理由は4点。1、モノ余りの時代(必要な物は大概揃っており、購買により買い替えるだけの時代)。2、ネットで情報がわかる時代(口コミなので効用を把握することが可能であり、買ってみなければわからないという感覚が減ってきた)。3、小売業態の多様化(チーズ専門店などニッチ化、ヴィレッジバンガードなどPOPで売る)。4、買い手の売り手化(フリマやネットオークション。
買い物欲を刺激するのは、何よりコミュニケーションであるという内容。
【所感】ちょうど今日、プレゼント用にキャンドルをまとめ買いした。店員さんにプレゼント用の包装をお願いすると、「これは嬉しいと思いますよ、私だったら嬉しいです」と言いながら包んでくれた。また、「ちょっと甘い匂いがするので小箱に入れておくといいかもしれません。私は100均に売っているようなもので十分だと思いますが」というアドバイスもしてくれた。プレゼントを買うということでまったくモノ欲はなかったのだが、良い買い物ができたという実感が得られた。こういうコミュニケーションが消費者の態度形成には大事なのかもしれない。

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2011年07月16日

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