あらすじ
夫ナディルの遠征中、アルティリエの侍女リリアが攫われた！
一連の事件の鍵を握る人物からの呼び出しだと悟ったアルティリエは、自作の菓子と【夫の手紙】をお守りに「絶対出るな」と言われた王太子宮を抜け出すことに。
そんな彼女の前に現れた驚きの人物とは……!?
アルティリエ出生の秘密も明らかに!?
元お菓子職人(パティシエール)転生幼妻の餌付け計画第一章クライマックス！
【電子限定！書き下ろし短編付き】 第一章終了後、王太子が幼妻の餌付けにメロメロ（？）になっている様子を描いた「すべての『好き』を花束にして」を収録！
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Posted by ブクログ
主人公アルティリエに嫌がらせや暗殺未遂を繰り返していた黒幕が姿を現し、アルティリエの生い立ちの無茶苦茶な重さも明らかにされる。いやはや、黒幕の心の葛藤は分かるが、でもよ、あんまりにも器が小さいよね。それを包み込む、生まれ変わったアルティリエの健気さ、器の大きさを知れ、って感じ。これは小説で、王族の血統のを重視するというか、神聖視する有様が語られるが、実際の昔の王室などはどうだっただろうね。一応、この話で大団円という感じだが、お話は続く模様。
うーーん？
三十路女の異世界転生モノで、「なんちゃってシンデレラ始めました」なーんて可愛いノリなタイトルだから、いつかは旦那さまの王太子殿下とラブラブになっていくんだよね？と期待しつつここまで読んだのに。。。なんとも、かたっ苦しい雰囲気の、異世界各国事情の説明と、なんでルティアが命を狙われたのかの説明にほぼ丸っと1冊使って、ラストにいきなり殿下のプロポーズで、周りがわぁ良かったね〜！で終了。という。。え、ココで終わるの？殿下を幼女趣味の変態さんぽい感じにしたまま？？
たぶん、恋愛心理とかを描写するのが苦手なんだろうな、というのを所々で感じた。あと、登場人物もたくさん出てきたわりに、最後はハイ出番終了！みたいな感じで、彼らがどうなったとかの説明もなく。（特に王妃様）読み物として、もちょっと起承転結というか、構成を考えて欲しかったなぁ。
ネット小説で無料で読むならいいけど、読者からお金を得るレベルのものではないですね。
シリーズ作品レビュー
