【感想・ネタバレ】地方騎士ハンスの受難３のレビュー

アマラ / べにたま

異世界ほのぼの駐在所ファンタジー、第３章！ 辺境駐在官ハンスが勤める街では、領内をあげて行われる春祭りの準備の真っ最中。そのお祭りを日本風に盛り上げようと、キョウジは出店の遊戯を考案し、コウシロウは屋台用新メニューの試作に精を出していた。そんな折、領内の街道で得体の知れぬ黒髪の女性が発見される。ところが彼女は取り調べの最中、領主に強力な攻撃魔法をぶっ放し、ハンス達の街を目指して逃走を始めた。トンデモ魔法少女を確保せよ――祭りで賑う辺境で、ハンスと日本人達による大追跡劇が始まった！

[ブクログ · ★★★★☆]

ハンスの村で祭の準備を進める日本人達だが、新たなニホンジン、トバリ　ムツキ登場。
三十路で思い込みが激しい乙女ゲームオタクがあさっての方へ突っ走り、ハンスさんの胃痛もキョウジの頭痛もマッハでストレス。
相変わらず、平穏無事を求めて地方騎士をしているのに、報われないハンスさんの日常。

[ブクログ · ★★★☆☆]

村の春祭りのためにいろいろ準備をするキョウジとイツカたち。ゴーレムを最大限利用する。一方、捕虜の監視のために領主館に向かうハンスとコウシロウだが、５人目の日本人が現れ、大変なことになる。このムツキがなかなか強烈。ハンスの胃はもつのかという感じ。次々現れる日本人が何かしらやらかすというパターンだが、飽きない面白さ。