【感想・ネタバレ】『アポロ13』に学ぶITサービスマネジメント ~映画を観るだけでITILの実践方法がわかる!~のレビュー

あらすじ

本書は,映画『アポロ13』を題材にした好評のセミナーをベースに,ITサービスマネジメントの基礎を学んでいく書籍です。アポロ13号の事故は40年以上も前の出来事ですが,その原因はITサービスの現場で発生するインシデントと共通しています。また,フィクションではなく史実に忠実に作られたストーリーなので,臨場感かつリアリティのある解説で,ITサービスマネジメントの本質と実践方法を楽しく学ぶことができます。さらに,映画『アポロ13』を鑑賞しながら本書を読めば,実体験のような高いモチベーションで学習できます!

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Posted by ブクログ

映画を鑑賞後に、読みました。
映画も初見だったのですが、史実の内容を2時間程度に収めた内容となり、面白かったです。

アポロ13までのそれまでのアポロ計画についてのSmall Start Quick Winや、管制室とアポロ13間のエスカレーション、予備宇宙飛行士のBCP、アポロ13内での構成管理といったものをITILに紐付けて説明されています。

「Houston, we have a problem」
という有名なフレーズがあるのですが、まさにインシデント通知と思いました。

正直、本を読まずに映画を見た場合は上記は意識できないですし、若干こじつけ感のあるものもありますが、映画鑑賞後に本書を読むと「なるほどな」と思う箇所があり、ITIL初学者の方にはちょうどよいかなと感じました。

そこまで時間も掛からず読めますし、章ごとに独立していますので、興味ある方は是非お手に取ってはいかがでしょうか。

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2019年05月07日

Posted by ブクログ

内容がITILというよりITSM寄りに思えた。映画のエピソードをITサービスにたとえた例でわかりやすく、参考書に書かれていない要点が参考になった。

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2017年09月25日

Posted by ブクログ

日頃からITILを実践している身からしても分かりやすく、面白い。もちろん映画「アポロ13」を観てから読むことをオススメします。

どうもトラブルが発生したようなので、早速明日は問題管理の実践になりそう。

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2017年03月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 もしも「アポロ13」ミッション中のNASAがITILを使っていたら。という面白い趣向の本である。
 あの事故から3人の宇宙飛行士を生還させたものはITILのベスト・プラクティスに通じるものがあり、予算を含めたリソース、叡智、人材が投じされた優れたプロジェクトだったということが解る。
 日本では「デスマーチ」「炎上プロジェクト」が後を絶たない。確認すべきは文書をもって確認する、適切なプロセスを適用するというITIL、ISO/IEC20000に準じた仕事をやり方をやはり進めるのが良いと改めて思った。

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2019年09月08日

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