あらすじ
ある日突然、妖精から膨大な魔力を預かった貧乏令嬢のリンジー。 助けてくれるのは「人間」には冷たい英雄魔術師と呼ばれる男・ルクレーシャスで…? 第14回角川ビーンズ小説大賞優秀賞&読者賞W受賞のラブ・ファンタジー!
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Posted by ブクログ
妖精から魔力を預かったがために、起こった事と
知り合う事がなかった人達との交流。
話が通じるから、と言っても、相手は妖精。
こちらに不都合な事をしでかしてくれてます。
会いに来ただけ、のはずが逗留になり、妖精達や
その屋敷の住人なんかと交流してみたり。
外に出てはいけない、という制約があるものの
楽しそうな主人公。
しかし、それも実は…という。
踊ってみたり、喋ってみたり、遊んでみたり。
その端々に出てくる、妖精の話や、英雄と言われる
魔術師の話。
人の嫌がる事をするのが権力者、と言いますが
これはこれで…何かしら、あるのでしょうか?
話はものすごく分かりやすいというか、展開が
するっと入ってきます。
すべて、小話ではなく、ヒントがそこかしこに。
非常に読みごたえがありましたが
結局、当初の目的(?)が果たされてない…w