あらすじ
関ヶ原の戦いに勝利し、ついに天下を治めた徳川家。江はついに江戸城の女主・御台所にまで上り詰める。しかし待望の世継ぎ・竹千代の養育をめぐって乳母のお福と激しく対立し、竹千代とも疎遠に…。一方、大坂城の淀は家康への憎しみを増幅させており、家康もまた、若き秀頼をはじめ豊臣家を徹底的に潰そうと虎視眈々と企んでいた――。三姉妹の運命が加速していく、絢爛の大奥編――! 大河ドラマ原作のコミック化、堂々の完結!!
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Posted by ブクログ
原作・大河ドラマも知らないまま読んだ。
全5巻でちょうど良い長さ。漫画だからすっすと読み進めた。
自殺を図った息子に、命の重さを知らずに育つ事はありえないと、教育係りも一緒に叱るところが、一番良かった。
Posted by ブクログ
※4~5巻の感想をまとめてこちらに。
いよいよ完結です。マンガなのでどうしても展開が早いですね。
“姫たちの戦国”と言うわりには、そんなに戦ってもいなかったような…(この時代、女性の場合仕方ないことなんだけどね)。淀の方に関しては、戦いというより、常に決断を迫られた人生って感じですね。後半で初が姉妹の間で板挟みになるのは可哀相でした。
戦場で戦えない分、江vs.お福は、かのドラマのようにドロドロの対決をしてほしかったですね>笑
印象的だったのは、4巻48頁。江が病床の秀吉を見舞った際、信長に代わって秀吉を許す場面ですね。それまで江は、秀吉や運命を憎むことでなんとか生きてきたわけですから、秀吉を許すことは、ある意味これまでを否定することにもなるわけですよね…。勇気のいることです。
ラストはちょっと釈然としない。淀の方の最期は潔いけれど、やっぱり悲しいし。江は女の栄華を極めた最初の女性、なんでしょうかね??秀忠様との夫婦愛は素敵でした。
いつの時代も女性が自由に生きていくのは難しいけれど、思うまま生きられたらいいなと思いました。