【感想・ネタバレ】狐神と嫁入り男子のレビュー

あらすじ

「封じを解いたな?」田原涼太が荒れ果てた神社で解放してしまったのは、エロくて美形な「疫病神」だった――。ミサキと名乗る傲慢な神は、涼太を勝手に自分の花嫁と定め、人智を超えた超絶テクニックでウブな身体をメロメロにしていく。だが、業の深い人間にしか見えないというミサキの存在は、傍にいたいと思うほど、次第に涼太を蝕んでいって!? 孤独で我が儘なもふもふ神と純情青年の、エッチで不思議でちょっと切ない恋物語v
さらに、同著者の既刊本「ナイショのシンメトリ」(イラスト:小椋ムク)のお試し読みも特別収録!

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Posted by ブクログ

流石、佐々木禎子先生である!
途中までずーっとヴェール越しに世界を見ている感じで、なんか違う、そうじゃない、という気持ちで読み進めて行く。そして、235Pでパァーーーーーーっとそのヴェールが外れて途端世界全てがくっきり見える。この世界の拡がりは佐々木禎子先生でしかありえないかもしれない。すごくすごく「あーーーーそうなんだよ!それだったんだ!」と納得する。もわ〜んとした視界から世界が1つになる瞬間、これは快感でしかない。
ただのケモミミに終わらない、感動した!
だから、小説はやめられないのだ。

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2016年11月01日

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