あらすじ
「今の自分が違って見えるアジアへ」
このメッセージがいちばん腑に落ちました。
若い世代への力強い示唆に満ちた本だと思います。
――税所篤快さん(『前へ!前へ!前へ!』著者)
11年間のアジアと日本を結ぶ活動と、
現地で活躍する日本人の声から考えた
自分の枠を超えるワークスタイルと
新しいリーダーシップのかたち。
こんな方にお薦めです
【グローバルキャリアを手に入れたい】
20-30代のビジネスパーソンにとってキャリアのいっときを海外で過ごすことは一般的に。
地理的・心理的に近いアジアで世界で通用するキャリアを手に入れる道筋を提示。
【世界で通用するリーダーシップを考えたい】
多様な人をまとめていく上では、日本人だけの組織を率いるのとは違ったリーダーシップのかたちが必要。
日本人のマインドを踏まえた新しいリーダーシップを提案。
【海外で活躍する日本人の事例を知りたい】
アジアで働く際の心構えやスキル獲得法を、大企業から中小企業、起業家、NPOなど豊富な事例をもとに紹介
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
発展途上であるがゆえに、「答えのない世界」であるアジアを楽しむということを教えてくれた一冊です。
まず飛び込んでしまうこと、その世界を楽しむことをメインメッセージに、
筆者の経験やアジアで働く人の豊富な事例を通じて、
「アジアで働く」ことを肌で感じることができます。
「気軽に行けるこんな方法」として、短期間からアジアへ踏み出す方法も紹介されているほか、
巻末に海外に行くにあたっての豊富な参考情報が記載されている点も嬉しいところです。
Posted by ブクログ
前半は君ワクのアジア版のような本。読むとアジアに行きたくなります。後半はより実践的に現実問題としてアジアで働く際のアドバイスが事細かに書かれている。凄く読みやすく、また濃い内容になっていると思います。
Posted by ブクログ
・日本人の「当たり前」を強みにする
-約束を守り、丁寧に仕事をする
-「想定力」を使って仕事をする:工程表やTodoリスト
-全体最適に導くバランス力
・強みを上手に発信する
-SNSやブログ記事の英訳から
・世界共通のコミュニケーション
-自分が何者かを知る
-フィルターを外して他者を理解する
-素の自分で他人と交流する
・自分の軸をつくる、自分を出す強さ
・アジアで活躍する人に共通のマインド
-自分だけの情報をつかむ:日本人コミュニティから抜け出す、「好きなこと」から情報を得る
-「答えのない世界」を楽しむ
-「三年で帰る」意識を捨てる
-「会社の看板」を外して働く:自分の売りを知る、社外の優秀な人と知り合う
-意思決定のスピードを3倍に:決定権を持つ人と仕事をする、「熱意・理論・根回し」で意思決定を獲得
-「言葉の力」を意識する:プレゼンテーションの日本ネタ、雑談に強くなる、聞き上手(相手を要約して自分の意見を述べる)
・トラブル対処法
-発想の違いを知る
-入念に確認する
-スケジュール感の違いを知る
-書面に残す
・高齢化とビジネス
Posted by ブクログ
これからアジア圏で就活しようと考えている人には読んで為になりそうな一冊だと思いました。日本人の強みを活かしながら自己主張の激しい外国人と切磋琢磨して働くことのメソッドがたくさん書かれています。本書を読めば一度は海外で働いてみるのも面白いんじゃないかと思えるはず。
Posted by ブクログ
<メモ>
・今の自分では通用しないと思う人こそ外に出る
常識の枠から一歩出れば今の自分が違って見える
・三ヶ月に一度は訪れる
○現地で伸びる人のマインド
・日本人コミュニティから抜け出す
・直観に従って進む
・「3年で帰る」意識を捨てる
(日本人は皆3年で帰国するが、それでは中国人や韓国人に絶対に勝てない。彼らは現地に溶け込もうという覚悟が違う)
・会社の看板を外して働く
・社外の優秀な人と知り合う
・決定権を持つ人と仕事をする
○参考文献
・『フラット化する世界』
・『菊と刀』
・『武士道』
・『フリーエージェント社会の到来』
Posted by ブクログ
"仕事への満足度は70点くらい。これが10点くらいならすぐに辞めるかもしれませんが、半端に満足しているからこそもやもやするんです"で始まり、答えのない世界において今の自分の価値をアジアに出て問うてみるのも良いなと思える一冊。以下メモ。(1)アジアを薦める理由。①ビジネスチャンスが急増する市場(マザーハウスにおけるスピード感の事例)②グローバルキャリアの起点となる、物理的費用的に行き来しやすい③日本人の感性経験が活かせる。(2)日本人の当り前を強みにする①約束を守り丁寧に仕事をする。想定力を使って仕事をする。空気を読む、A~Z順に名刺を整理する③全体最適に導くバランス力。場回しの技術。チームとして最良の成果を出すにはという思考(3)会社の看板を外して働く。地域文化にどっぷり浸かる。積極的に自身を売り込む(4)語学学習。①ひたすら聴く②声に出す(聴いた文章を真似して発音する。余裕があれば更に書く)③意味を理解する。辞書を引く。④誰かと話す
Posted by ブクログ
人生どこで何が起こるかわからない。
それをリスクではなく、チャンスとしてみれたほうが面白い。
変化を感じるために、何度も同じ場所をいく「定点観測」。
長い目で見れば「もっともリスクが高い選択」が「もっとも自由で可能性に満ちた選択」になることは多い、
本当の意味でほかの国の言語を習得するためには、緊急性と必要性を肌身で感じることだ。
まず、いってみること。そこでもがくのが最短の語学学習法ではないかと思った。