あらすじ
「洗濯機がお風呂がわり」「虫歯は放置か、ペンチで抜く」「空腹のあまり、カマキリの足をかじった」「草を食べて空腹を満たした」など幼少期の貧乏仰天エピソードで『徹子の部屋』で話題になり、『明石家さんまのコンプレッくすっ杯』では「貧乏代表」「貧乏レジェンド」と称されるまでになった風間トオルさん。一方、逆境のなかでも明るく前向きに、グレず、へこまず、生きていられたのは、おばあちゃんから受け継いだ知恵と人生哲学があったからだという。発売当初から話題となり、アマゾンのレビューでは★5つが29、メディア取材も50件を超えた。下流、ワーキングプア、年金崩壊、格差社会……暗い話題の多い昨今、本書には「大丈夫」と背中を押すメッセージが詰まっている。貧乏はつらいけど、不幸じゃない。テレビでは語れなかったエピソードや心模様、思い出、人生哲学を1冊に。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
明石家視聴台で間近に見た時は実は貧乏だった境遇をよく知らなくて。こんなに逞しい人だったのかと驚いたし、今の私には力強い御言葉ばかり。こうありたいと思う。
Posted by ブクログ
両親の蒸発や小学校に1年遅れての入学、小学校低学年での壮絶な祖父の介護など、世を恨み自分の人生を嘆き生きていてもおかしくない状態なのに、悩みながらも淡々と自分の人生を受け入れている風間さんには頭が下がるばかり。おじいさん、おばあさんの言葉にお金の多さと人の在り方や品性に関係がないことを思い知らされた。格差社会の今だから、全ての子供たちに読んでほしい本。
Posted by ブクログ
単なるビンボー話ではなかった。
風間トオルの心持ちに感心した。おばあちゃんもスゴイ 。
文句いってるばかりじゃいけないね。
ホットドッグ屋の話が好きでした。
Posted by ブクログ
さくさく読めた。テレビのバラエティ番組で話を聞いてしまったエピソードもあったのだが、あ〜本で知りたかったと思うぐらい、本で読むほうが面白いと思った。
ビンボー話も驚きだったが、認知症のおじいさんのお世話も大変だったと思った。小学生でそれは過酷だったであろう。多感な時期に恥ずかしい思いもしたと思うけど、そんな気持ちを冷静に分析していたのも素晴らしい人柄だと思うし、強い人間性を育んだと思う。
おばあさんとのお別れ、愛犬とのお別れには胸が熱くなった。
今を大事に生きること、その大切さが伝わってくる本だった。
改めてファンになった。
Posted by ブクログ
幼少期からの生い立ち。並外れた苦労をしてるけどそれを明るく語っているところがまたすごい。ご本人も書かれてるように、明るく合理的な性格があらわれていた。
Posted by ブクログ
全てがサクッと語られているが、すごい人生で、この人、生き強いなと感じた。与えられた人生は子供の頃の自分ではどうしようもない事もあり、だけど、それを見守ってくれる大人もいる。感動しました。ホットドッグ屋さんのご夫婦、ありがとうと私も言いたい。
Posted by ブクログ
壮絶な幼少期。貧乏なのもそうだけど小学生の頃からのじいちゃんの介護に驚いた。
色々葛藤もあっただろうな。でも受け入れて前向きに今日と向き合って生きるということが生命力ということか。
私はホットドッグ屋さんみたいな人になりたい。