【感想・ネタバレ】元町クリーニング屋 横浜サンドリヨン ～洗濯ときどき謎解き～のレビュー

森山あけみ

洗濯日和は謎解きを！横浜でクリーニング屋を営む天才クリーニング師・更紗のシミから始まるミステリー。

服もココロも謎も、全部きれいに致します！
横浜・元町でレトロな老舗クリーニング屋『横浜サンドリヨン』を営む天才クリーニング師・白石更紗は、どんなシミも落とし、あらゆる修繕をこなす服のお医者さん。
普段はおっとり天然な更紗だが、ひとたび衣類のことになると「服が泣いています」と人が変わったように服に感情移入してしまう。
ある日、そこに探偵・不破がコートを持ち込むと、更紗は服に付いたシミなどから彼の行動や性格、暮らしぶりを見抜き……？
脱いだ服には、必ず着ていた人の痕跡がある――。縫い目やほつれ、かつてのクリーニング師が使ったという糸文字などから事件を読み解く、更紗＆不破の名コンビの爽やか洗濯ミステリー!!完全犯罪は、シミにご注意を。

[ブクログ · ★★★★☆]

クリーニング店の女店主が、持ちうる知識をフルに活用して謎を解くという設定が新鮮で良かった
更紗の活躍をもっと読みたいのに、シリーズ化されていないのでしょうか？

残念です

それにしても、この話の更紗にしろ「ビブリア古書堂の事件手帖」の栞子にしろ、ある分野に特化した知識を持つが人付き合いが苦手で知り合いが少ないという設定多くない？

[ブクログ · ★★★★☆]

クリーニングに関して非常に詳しい女子が、洋服からその持ち主の特性を当てることができる。その能力を使い、探偵と協力して問題を解決していく物語。滅茶苦茶はまるわけではなかったけれど、飽きのこない内容でした。

[ブクログ · ★★★☆☆]

クリーニング屋が服の汚れ等をみてプロファイルして探偵と問題解決していく内容であった。
短編で物語が進んでいくので、中弛みしてしまったけど、読みやすく内容も温かみがあった。
読み終えて改めて服を大切に着用しようと感じた。

[ブクログ · ★★★☆☆]

某古書屋のお話を少し思い出した。それにしても、服の状態からいろんなことがわかるもんだなぁ。ためになった。

[ブクログ · ★★★☆☆]

衣類の染みや擦れ具合で持ち主のプロファイリングができるクリーニング店主。プロファイリングといっても、「服が可哀想」から始まるお節介。かなりプライバシーの侵害にあたることをしているので主人公に共感はできないけど、洗濯豆知識は面白かった。