あらすじ
疾風のキャンパスに舞うのは謎か嘘か―。 人見知り少女×黒犬ペッパーらの、切なくも温かい青春ミステリー!
4月、大学1年の湯川は少し無愛想な同級生・遠野と彼のペットの黒犬・ペッパーと親しくなった。ある日、遠野の通院に付き合い、彼を待っていたとき見知らぬ少女が遠野のトートバッグから何かを持ち去るのを目撃する。 だが、戻ってきた遠野はなくなった物はないと言う。それをきっかけに奇妙な美青年に付きまとわれ、バッグに接触した少女も不可解な行動を起こし始めて―。ふたりが探し求めたものは…? 切なくも温かい青春ミステリー!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
二転三転、最後にどんでん返し!というようなドラマチックなものではないけど、いろんな嘘が穏やかに暴かれて、読み終わる頃には主人公湯川くんのことを気に入っていました
Posted by ブクログ
友人と病院に来ていた主人公は、預かっていた友人の鞄から
何かを抜き取っていった少女を目撃する。
しかもその後も…となると、盗みを働いているのか? と
疑っても仕方がないものがあります。
さらに近づいてくる恋愛大好き先輩(男)にも話しかけられるわ
鞄の中身をまた言われるわ。
双方具体的に言わないので、ものすごく怪しいという…。
最終的には納得、な終わり方でしたが、先輩の方は
途中までは言い訳できたのにね、な終わり方。
そもそも最初の引き金が自分なのに、まったくもって
反省も警戒もせずに戻ろうとしているのには
バカじゃないか、と突っ込みを入れたいくらい。
女の子に関しては、聞いてみたら確かにこれは
聞けない内容です。
ここまで大事になる、とは思いもしなかったでしょうし。
ついでに色々とこちらも解決しそうです。
言われてみれば、電話はどちらとも取れる内容でした。