【感想・ネタバレ】BAR来夢来人 2のレビュー

池田文春

今宵も、BAR来夢来人には、人生につまずいた人々が訪れる。共に天涯孤独な恋人たち、不倫を清算したい会社員、自殺志願の中年男、そして婦女暴行を重ねる凶悪犯…。バーテンダー沙羅の差し出す不思議な力を持つカクテルは、彼らの夢を叶えるというが――!?

[ブクログ · ★★★☆☆]

　親がはまって、でもそれが２００５年とか２００８年とかだったので既に絶版（？）、古本屋をめぐりにめぐって全巻をそろえる。

　女性バーテンダー・沙羅が経営する不思議なバー・来夢来人（らいむらいと）。お酒は薬効の含まれたものが多く、昔は薬として利用されていたほど。そのせいなのか、不思議なカクテルを作りだし、客の願いをかなえていく。それが幸か不幸かは客次第…。
　ギャグとシリアスが入り混じり、けっこうエロスもあり。