あらすじ
起業して成功するためには、サラリーマン時代とは違った行動や考え方を必要とする場面が多くあります。
サラリーマン時代にトップレベルで活躍していても、その思考と行動原理を引きずったまま起業すると、痛い目にあう可能性があるのです。
そこで本書では、起業コンサルタントである著者が経験した起業現場のナマの話、あるいは同業者に聞いた多くの起業ケーススタディから、独立起業して食べていける人の行動法則を抽出して紹介します。
起業して成功するには「起業家の思考と行動原則」を身につけることが必要不可欠です。
「自分はまだまだと思っている」
「行列を疑う」
「他人におごって喜ぶ」
「直感で答を出す」
など、ちょっとした思考法の違いが、成功するかどうかを分けます。
起業にはリスクがともないますが、成功すれば、大きなリターンが得られます。
起業予備軍はもちろん、起業したけれどビジネスが軌道に乗らない人、一段上の仕事力をつけたい人にとって、知っていて絶対に損しない思考のヒントが満載です。
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Posted by ブクログ
起業したいと考えている。
まだ漠然として行動に移せていないが、自分の成長に繋がると思い読んだ。
為になる話が多く、サラリーマンでもそのマインドは重要になると感じる。
その中で、最も印象に残った事が3つあった。
1つ目は、時間は有限!
当然理解し、重要であることも認識している。今回の話しは、自分の予定に合わせてもらう様に努力する事。サラリーマンでも時間は有限だと思い行動しているが、どんな案件に対しても、自分主体で動かせる、積極的姿勢、経験、知識、行動力が重要だと感じた。※何事も攻めの姿勢で取り組む。
2つ目は、アウトプットを前提に本を読む。
アウトプットの重要性を理解し、このアプリでコメントも頑張って書く様にしている。
以前よりは、読んだ本の内容が頭に入っている事を実感出来ている。しかし、記憶の引き出しに入れるのではなく、即行動出来る姿勢が重要だと感じた。
フットワークを軽くし、即行動出来る体勢を取れる様にしていく。
3つ目は、謙虚で礼儀正しい態度で、相手の懐に入っていき、図々しくお願いする。
人が成長するには、謙虚な気持ちで誰からでも吸収する姿勢が重要だと理解し実践している。が、相手の懐に入って図々しく、というキーワードは自分の頭の中になかった。確かに吸収は出来てもそこからの発展は難しい。謙虚が前提にある為、その先の図々しさは愛嬌になると感じた。謙虚+図々しさ、で自分の振り幅を広げていければと思う。
起業したい人だけでなく、今いる環境で成長したい人にも、良い本だと感じた。
Posted by ブクログ
起業に興味があるので手に取った一冊。
松尾さん自身も経営者でありながら多数の起業家や起業家予備軍の方を見てきて起業に向いている人とそうでない人の思考の違いについて簡単にわかりやすくまとめられている。
起業に向いている考え方をなるほど確かにと思う一方でサラリーマンとはまるでルールが違う世界の話なので起業を目指している人でないと納得できないかもしれない。
それでもサラリーマンとしても持っておいた方がいいマインドもいくつかあったので学びになった。
Posted by ブクログ
タイトル通り、起業しても食べていける人と儲けるのが上手くない人がいる訳だが、松尾氏はその差を平易な言葉で言い当ててくれる一冊
多分にそれは起業家達のマインドに由来するものかもしれないと思わせてくれる
どうも日本人はお金の話をするのは品がないというイメージがあるが、マインドを変えて好きなことをゲーム感覚で飽きずに取り組むのも一興と思わせてくれる本です
人を変えるより自分が変わる方が容易だとはよく言われますが、全くその通りで、セミナーの参加方法でもセミナー参加でノウハウを得るよりその後の親睦会参加で交換した名刺から人脈につなげるとか、出版部数の交渉などの視点を教えてくれます
私は最期までうなづきながら読み終えました
Posted by ブクログ
2018年41冊目
前回に続いて松尾昭仁さんの著書。
起業コンサルタントの松尾さんがこれまで見てきた人から起業タイプとサラリーマン体質の思考法の違いを示した本です。
本書は起業を目指す人向けですので、起業向きかどうかという視点で書かれています。
思考法、お金の使い方、時間の使い方、仕事のやり方、人とのかかわり方について起業してうまくいく人とうまくいかなそうな人について明確に分類。
本書を読んで感じるのは起業してうまくいく人はリターンを意識した投資ということを基準にして思考し行動しているのかということ。
思考法として大変参考になる本でした。
Posted by ブクログ
サラリーマンと起業家は思考法が違うことを教えてくれる本。
第1章起業して食える人の「思考法」
食える人はあなたを主語にする
食える人は行列を見たら、ビジネスアイデアだと思う
仕事に専念できる場所や時間を考える
苦手なことはひとにやってもらう
ノウハウを出し惜しむメリットはない
ルールは作る人に有利
第2章起業して食える人の「お金の使い方」
返報性の原理
借金は信用
無形のものに投資する
第3章起業して食える人の「時間の使い方」
起業家は時間でも抜け道を探す
自分の予定に合わせてもらう
1人で考える時間をつくる
時間を守る
第4章起業して食える人の「勉強法」
資格に逃げない
実際やっている人から聞く
成功者を徹底的にまねる
第5章起業して食える人の「働き方」
いかに働かずに稼ぐか?を考える
自分にしかできない仕事をする
120点をめざす
第6章起業して食える人の「人との関わり方」
名刺交換をしたら、
「○日空いていますか?」
「企画書を作成したので、見ていただけませんか?」
と具体的なアクションを
2割から支持されればOK
ひいきもOK
謙虚で図々しくあれ
懇親会もビジネス
他人のことにも興味をもつ
Posted by ブクログ
起業して食える人は、多くの人が見てない視点を持っている。
または、多くの人がしない事をする。
大まかにはこういった事が、起業をして食えるか食えないかを左右することが理解できる。
具体的な例をいくつも挙げて、説明されているので分かりやすい。
自分が起業に向いてるかの指標になると思う。
書いてあるような視点を持てるようになってから、起業を考えるのも有りな本かなと思った。
Posted by ブクログ
雇われている時は、周りの人すべてに優しく対応することだけが必要と考えていたが、起業家にとってお得意さまや常連さんを本当に大切にすることが重要だと言う点は非常に感銘を受けた。
やはり他のビジネス書にあるように、行動力があり個性的な人物が起業家として向いている、という事は同様の記載であった。幅広い起業家を見てきた著者なので話の内容も多岐にわたっており、自分の業界とは縁の無い話も多く、とても勉強になりました。
Posted by ブクログ
起業して生き残るのは5年で1/4、10年で1/10。うまくいかない最大の理由は、サラリーマン時代の思考と行動原理を引きずったまま行動してしまうこと。成功した起業家には「起業家体質」が備わっていた。思考法・お金の使い方・時間の使い方・勉強法・働き方・人との関わり方の違いを対比する。
こうして対比してみると、サラリーマンと起業家って、全然違う人種だということが改めてわかります。
Posted by ブクログ
読みやすかった。この中に書いてあることがすべてではないと思うけれども、自分がどうなのか、これから起業していく上でどういう自分でいた方がいいのか、考える機会になった。
Posted by ブクログ
最近は副業を認めている企業が多くなりましたが、そんな副業に興味がある人や脱サラしてフリーランスになったり会社を立ち上げたりする人が読んで参考になる本だと思います。構成としては1~6章まであり「思考法」、「お金の使い方」、「時間の使い方」、「勉強方」、「働き方」、「人との関わり方」と起業して食べていける人とそうでない人の違いが端的に書いてありとても読み易いです。
Posted by ブクログ
起業家予備軍1万人と面談すれば、何がしかの傾向はつかめるだろう。それをこんな風に書き連ねると1冊の本になる。内容自体は目からウロコが落ちる内容ではないが、まとめて書き下してくれたことは貴い。
Posted by ブクログ
起業しようと思っている訳ではないが、いつかは地元で月三万円位稼げる何かをしたいと思っているので手に取った(のかな?)まあ、サラリーマンでも起業精神は必要かなと思いますし。
なるほど、そういった角度からも物事を見る必要は有るよなとは思ったり、読んでいて、まあそうだよねなんて思う項目も多々あるが、実際にやれるかと言ったらまた難しいのでしょうね。
しがないサラリーマンの私にも為になった点
【学】
成功する人は、主語をYOUにして話す
若い人は、英語や中国語以外のマイナー言語を学ぶのも賢い選択です
ニッチであるほど、小規模の起業家が勝負しやすくなる
ビジネス書、自分が起業している、あるいは起業しようとしている業界のトップランナーの書いた本を読むのをおすすめします。
「私はイクメンですから」「仕事とプライベートは分けていますから」と主張する人ほど、意外と仕事もプライベートも中途半端になっているケースは多いのです
【私の課題】
高い基準を自らに課す