【感想・ネタバレ】宗教歳時記のレビュー

五来重

正月に食べる餅が大寺院の修正会へと繋がっていく――。歳時記の趣向で宗教にまつわる各地の年中行事を取り上げ、その基底に流れる日本古代の民俗と、祖先が大切に守ってきたものを解き明かした名著。

[ブクログ · ★★★★☆]

日本の行事の由来とか、どう行ってるのかとかの勉強にもなるし雑学的に良かったんですが、しばらくすると内容が抜けちゃうので星四で。またゆっくり読みたいな。

[ブクログ · ★★★★☆]

京都の年中行事を中心に宗教民俗学で説明されており京都ファンは必携でせう。もっとも飲み食い買い物が好きなだけひとにはあいません。
修正会・修二会の餅と花、初午、嵯峨のお松明、やすらい祭、賀茂の御陰祭、二十五菩薩練供養、祗園御霊会、鞍馬竹伐、六道参りと千日講、地蔵盆などなどそうだったのか。真如堂十夜念仏、お火炊とくればもう専門家レベルです。