【感想・ネタバレ】世界も驚くおいしいパン屋の仕事論 「トラン・ブルー」パン職人 成瀬正のたった1つのルールのレビュー

あらすじ

おいしいパンを求めて、連日行列の絶えないパン屋が飛騨高山にある。店の名は、「TRAIN BLEU(トラン・ブルー)」。オーナーシェフの成瀬正は、2005年に開催された「クープ・デュ・モンド・ド・ラ・ブーランジュリー」(ベーカリーワールドカップ)で、個人店初の日本代表に選出され、チームリーダーとして出場。大会当日は致命的なマシーントラブルに見舞われながらも、独自の発想でピンチを脱し、世界第3位に輝いた経歴を持つ。「当たり前のことを当たり前にする」。その積み重ねが、“世界も驚くパン”を作り上げた。田舎の小さなパン屋から世界を目指し、自身の店を世界トップレベルにまで成長させた仕事論、弟子たちを一流のパン職人に育てあげた人材育成論は、業界を超えて多くのリーダーに大きな刺激を与えるだろう。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

飛騨高山にある大人気のパン屋さん、「トランブルー」オーナーの仕事論。
さらりと書いてあるが、きっとその奥にあるものは相当だ。行間を読まないといけない。何せ「五感を研ぎ澄まし、必要なことを見極める」「手本と自分の違いを血眼で探す」「厳しい環境だからこと成長できる」ですからね。他人にも自分にも相当厳しい方と見受けられる。
「がむしゃらに何かをすることは、後の人生に役だつことがあるはず」
「原因を外に求めるのをやめ、自分を変えた」
など、腹落ちする言葉はとても多い。
何かを極めた人は、ここに行き着くのだな。という言葉の数々である。
地方でビジネスを始めたい人は読むべき本。

0
2017年02月04日

「ビジネス・経済」ランキング