あらすじ
主役はおひとり客の女性たちです。食堂せいちゃんの店主・誠一郎は人気ギタリストの顔も持つけど女子力高めで超人見知りの純情派。このお店には悩みありワケありの女性のおひとり客がやってきては癒やされて帰っていくんです。あなたも一度のぞいてみませんか…。
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Posted by ブクログ
『光れ!メシスタント』と同じく、こちらの食系四コマも、この巻で終わってしまったか。けど、読み手に水準以上の満足感を与えてくれる終わり方だったから、ケチはつけられん。ツケは効くだろうけど
ちょっと表現としてはおかしいだろうけど、未満系恋愛モノだったな、終始
惚れっぽすぎる主人公の誠一郎と、食堂「せいちゃん」を訪れる女性客との間に、「おっ」と思えるだけのイイ雰囲気が漂いながらも、ラストで引っ繰り返し、誠一郎の恋が実らずに終わるどころか、咲きすらしないってパターン
スタイルは固定されちゃいるけど、どの回も楽しめちゃうんだよなぁ
それは櫻井先生の地力が高いからに他ならない
誠一郎は、女性からすりゃイイ人なんだろうけど、あくまで、男として良い人であって、恋愛対象としては映らんのだろう。店主と恋に発展しそうもないからこそ、女性客も安心して一人で入れるってのは飲食店としての、確固たる強みなので、誠一郎には申し訳ないが、もうしばらくはお独り様を貫いてもらうしかなさそうだ
実際、こんなお店なら私も足繁く通いたい
店を訪れ、癒される女性客の皆さんも、各々、個性的で櫻井先生、引き出しが多いなぁ、と(1)以上に感じた。また、以前のお客様の「その後」も、ちゃんと描かれていて、不足なし
どの回も印象的だが、個人的には姉弟の再会が叶った最終回が好き
次回作、楽しみにしてますが、できりゃ、その作品に、ちょろっと誠一郎や「せいちゃん」を登場させてくれたら嬉しかったり。そん時は、彼女が出来ていると良いけどw
この台詞を引用に選んだのは、誠一郎の哀愁が特に滲み出ている一句だったので。現在、週刊少年マガジンで大好評連載中の『川柳少女』でも入選しそうな、感情がしっかりと入り込んだ一句だ。きっと、これからイイ出会いがあるよ。でも、お客さんには悲しい気持ちになる料理は出しちゃ駄目だぜ