あらすじ
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【※旧版と同じくリフロー型データをご希望の方はGihyo Digital Publishing (https://gihyo.jp/dp/ebook/2016/978-4-7741-8358-9)にて販売中です。合わせてご確認ください。】
自分で作るスライドやチラシ,企画書などが魅力的な資料にならず,苦労することが多いようです。その原因は,センスがないことではなく,デザインの基本ルールを知らないことなのです。本書で詳しく解説する基本ルールをマスターすれば,WordやPowerPointであっても,読みやすく伝わりやすい,そして見違えるほとかっこいい資料が作れるようになります。旧版では「もっと早く読んでおきたかった!」「職場のみんなに配りたい」など大きな反響を巻き起こしました。増補改訂版では,図版の作り方や実践例など内容を拡充してさらにパワーアップ。作例の図なども大きくし,さらに読みやすくなりました。すべての学生・社会人に必携の1冊です!
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Posted by ブクログ
伝わるデザインの基本 増補改訂版
よい資料を作るためのレイアウトのルール
著:高橋 佑磨
著:片山 なつ
出版社:技術評論社
デザインの良否は、センスの問題ではなく、ルールを知っているかどうかである
良い資料を作ることは、自己満足ではなく、相手への思いやりである
伝わるデザインにはルールがある
・伝わりやすくなる
・美しく魅力的
・時間の節約
・生産性の向上
伝わるデザインの効能
・伝わりやすくなる
・聴衆に関心を持ってもらえる
・自分のアイデアを洗練させる
・グループ全体を発展させる
■書体と文字
・和文 明朝体、ゴシック体
・欧文 セリフ体、サンセリフ体
・シンプルで飾り気がない 読みやすく、判別しやすい
・本文 ゴシック体+サンセリフ体
・メイリオ、遊ゴシック
■文章と箇条書き
・禁則処理
・文字の強弱
・行間の調節
・字間
・行頭の左揃え
・箇条書き、見出し
・読みやすさと美しさ
・段組み
■図、グラフ、表
・わかりやすさ
・矢印
・図解、みやすさ、
・画像 解像度、彩度、明度
・図に説明を入れる
・数値データの示し方
・グラフの作り方
・表の作り方
■レイアウト、配色
・余白
・揃え
・グループ化
・強弱
・繰り返し
・情報構造の表現
・視線を意識したレイアウト
・配色、色相、補色
目次
はじめに デザインの力で資料は生まれ変わる
第1章 書体と文字の法則
1-1 書体の基本知識
予備知識 書体とフォント
1-2 個性的な書体は避ける
コラム 書体を使いこなす
1-3 読ませる文章での書体選び
1-4 見せる文章での書体選び
予備知識 字面と見た目と読みやすさ
1-5 より美しいフォントを選ぶ
テクニック フォントの互換性と埋め込み
1-6 判読性の高いフォントを選ぶ
スキルアップ ユニバーサルデザインフォント
スキルアップ 教育現場で使いたいフォント
1-7 太字と斜体の使い方
スキルアップ フリーフォント
テクニック フォントのインストール
1-8 おすすめのフォント
1-9 欧文フォントの使い方
1-10 和文と欧文が混ざる文章
テクニック PowerPointでフォントの置換
1-11 数字の強調
コラム 合字を使ってさらに美しく
1-12 約物の取り扱い
コラム 似て非なる約物
1-13 文字は歪めない、飾りすぎない
コラム 袋文字で文字を読みやすく
コラム 視覚の多様性
スキルアップ 文字の装飾のユニバーサルデザイン
チェックポイント
第2章 文章と箇条書きの法則
2-1 文字の配置(文字組)
コラム 禁則処理
2-2 文字の大きさと太さ
2-3 行間の調節
テクニック MS Officeで行間を調節する
コラム MS Office の行間設定は欧文用
2-4 字間の調節
スキルアップ カーニングで読みやすく
テクニック 字間を思いのままに
2-5 行頭を左揃えにする
テクニック 欧文での両端揃え
コラム 和文中での数字や英単語
2-6 箇条書きの作り方
テクニック 箇条書きを作ってみる
2-7 小見出しのデザイン
2-8 段落間隔で見やすく
2-9 改行位置に注意を払う
テクニック 好きな位置で改行する
テクニック 思い通りにならないテキストボックス
2-10 インデントは本当に必要!?
2-11 行長を長くしすぎない
テクニック テキストの書式のコピー
2-12 段組で紙面と時間の節約
スキルアップ ユニバーサルデザインな文章の組み方
テクニック ルビをつけるときの注意
チェックポイント
第3章 図とグラフ・表の法則
3-1 図解を使ってわかりやすく
3-2 「囲み」を使いこなす
3-3 角丸四角は慎重に
テクニック 角丸四角の丸みの修正と統一
3-4 オブジェクトの装飾
3-5 矢印の使い方
コラム 既存のオブジェクトの活用法
3-6 囲みと文字の組み合わせ方
テクニック 余白の作り方
3-7 図解を見やすく、美しく
3-8 画像の基本知識
コラム 画像編集のソフトウェア
テクニック 解像度が勝手に下がらないようにする
3-9 ラスター画像の扱い方
テクニック MS Officeでトリミングと背景の削除
3-10 ベクター画像の構造
テクニック MS Officeでベクター形式の絵を描く
3-11 図に説明を入れる
3-12 数値データの示し方
3-13 グラフの作り方
3-14 応用的なグラフ
テクニック Excelグラフを編集する
テクニック Excelグラフのデザインを統一
3-15 表の作り方
テクニック セルの中に余白を作る
スキルアップ 表とグラフ、図解のユニバーサルデザイン
チェックポイント
第4章 レイアウトと配色の法則
4-1 レイアウトの目的と5つの法則
4-2 余白を十分にとる
4-3 揃えて配置する
テクニック 要素を揃える
テクニック ガイド線を利用する
スキルアップ 輪郭のはっきりしない図を揃える
4-4 グループ化する
スキルアップ キャプションを美しく入れる
4-5 強弱をつける
スキルアップ ジャンプ率を高めて強弱をつける
スキルアップ 小見出しと強調の階層性を意識する
4-6 繰り返す
4-7 情報の構造に即したレイアウト
4-8 視線の流れを意識したレイアウト
4-9 写真や図の扱い方
テクニック Shiftキーできれいに移動と変形
テクニック 図の貼り付けと文字の折り返し
4-10 余計な要素やノイズを減らす
4-11 囲みすぎない、丸めすぎない
スキルアップ アイキャッチャーで魅力もプラス
4-12 見やすいデジタル書類の作り方
スキルアップ 資料全体のユニバーサルデザイン
4-13 配色の基本
4-14 色の選び方の基本
4-15 色の組み合わせ
4-16 文字色と背景色の組み合わせ
4-17 色の決め方
スキルアップ 灰色の文字で可読性アップ
スキルアップ 配色のユニバーサルデザイン
テクニック 色の組み合わせの評価
チェックポイント
第5章 実践
5-1 ルールを守り通す
5-2 プレゼン用のスライド
予備知識 カラーモード
スキルアップ PowerPointのスライドマスター
5-3 企画書や大判の発表資料
コラム 背景に写真を入れるときは慎重に
5-4 文章がメインの書類
スキルアップ 表紙のバランス
コラム 印刷会社で印刷する
スキルアップ Wordのスタイル機能
コラム モノクロ印刷への対策
5-5 掲示物やチラシ
テクニック Wordで三つ折パンフレット
索引
ISBN:9784774183213
判型:B5変
ページ数:240ページ
定価:1980円(本体)
2014年08月10日初版第1刷発行
2016年09月10日第2版第1刷発行
2020年07月31日第2版第9刷発行
Posted by ブクログ
少しでもパワポを触る職業の方は絶対に読んでおいた方がいいです。
デザインに関する本は星の数ほどありますが、その中でもこれを選んでよかったと思います。
Posted by ブクログ
パワポ資料を作る際の、ちょっとしたコツが沢山載っている。
細かい技が多いので、資料作成に慣れてきた人におすすめ。
目安は入社2年目以降。
また読みたい。
Posted by ブクログ
Wordやエクセルの操作方法ではなく、どうすれば洗練された資料やチラシが作れるのかが分かる。
今まで自分がおかしなと感じていなかった部分に関しても、たくさんの気づきをもらった。
Posted by ブクログ
見やすさ、読みやすさの知識がこれでもか、これでもかと、説かれています。
類書を何冊か読んだ上で、他人に見てもらう資料を作る人には必読の本であるとあらためて思います。
ただし、プレゼンの作法は他の本で学ぶ必要があるかと思います。
Posted by ブクログ
素晴らしい本!
私の会社のプレゼン資料を見て、メリハリが無いからこれ読んでみ、と紹介された本。
超実践的。パワポ資料中心だけど論文、チラシまで幅広い。
具体的にパワポでどのメニューで何をすれば良いかまで教えてくれる。
付箋だらけになってしまってる。
私の読んだ中で過去最高かも~
Posted by ブクログ
以前いた現場のリーダーにおすすめされて読んでみた。資料を作るにあたって意識すべきルールがまとめられている。フォントやグラフなどの部分的な要素から、全体的なレイアウトまで網羅されており、これを一冊読んで実践できれば「伝わるデザイン」を実現することができるのではないだろうか。デザインを考えるということは、その資料では何を伝えたいのか、逆に重要度の低いものは何かを必然的に考えることになる。資料作成の際は定期的に読み返して、資料やプレゼンの質を高めていきたい。
キーワード
◆一章
[フォント、太さ、字面]
[数字、単位小、欧フォント]
[約物、全角、使いすぎかっこ悪い]
◆二章
[行間、字間、段落間隔]
[小見出し、文字の強弱、インデント不要]
[囲み、同じ形、使いすぎ×]
[オブジェクト、枠・塗りどっちか]
[矢印、地味に、オブジェクト×]
◆三章
[囲み、有効、余白]
[図説明、引出し線、白枠]
[表、背景色、線なし]
◆四章
[レイアウト、余白をとる、揃える、グループ化する、強弱をつける、繰り返す]
[パワポ図、背景つける]
[ジャンプ率、強弱、強調]
[オブジェクト、shift操作、角度限定]
[パワポ、不要情報、フッターなど]
[色、同一色相トーン相違、同一トーン色相相違、補色]
[色、背景色、メイン色、文字基本色、強調色 ]
Posted by ブクログ
私がこの本に出会ってから10年近くになります。
パワポやポスターを作るたびに内容を思い出し、忘れていれば確認してみています。
改訂版は電子書籍で購入しました。
デザイン関係者、パワポの作り方などでお困りの方にお勧めです。
ビジネスマンであればこれを読んでビジネスなりにアレンジすればOK
Posted by ブクログ
伝わる資料の作り方の基本を示した本。
いくら内容が良くても読んでもらえないと話にならないので、この本に書かれた内容は美女に重要である。
一回読んだだけでは理解できないが、実際に資料を作る際には是非手元に置いて、反映していきたいと思う。
Posted by ブクログ
意図を伝えるためのデザインやレイアウトの方法について、ここまで細かく言語化されている本はなかなかない気がする。
Officeにおいての設定方法や実例集も豊富に掲載されているので、インプットが出来るのはもちろんアウトプットも非常にしやすくなっている。
Posted by ブクログ
デザインに関する知識が全く無くとも、読み進めることができる。また本書の内容はほとんどが比較的容易に実践可能である点で、きれいな資料を作成したいが、どのように作ればよいかわからないという方々にとっては一読する価値のある一冊であると思う。
Posted by ブクログ
この本を読むと、今までいろんな資料を作ってきたけれど、あんまり考えてなかったな~と反省しきり。
資料というものは、第一印象で関心をもつ/もたないがはっきりすることもある。
「読む気しないな」と思われたらもう、伝わらないのである。
最初の一歩で「見たくない」と思われないよう、
伝わるためのヒントがたくさん。
仕事でも、仕事以外でも使える1冊です。
Posted by ブクログ
読んでる分にはふむふむ。
やってみると中々簡単にはいかないもの。それでもルールに沿ってない資料を見た時に違和感を覚えられるレベルにはなったので、あとは実践あるのみ。
Posted by ブクログ
今まで無意識に意識してたことが言葉として説明されてすっきりした
また自分の中で悩んでいた一歩足りない部分も解決した気がする
と同時にこのクオリティを求めるならデザイナーの仕事(別価格で依頼するようなもの)という気持ちにもなった
実際は少しでも意識してればいいくらいのものだろうからそんな邪推しない方がいいとはわかっているが
Posted by ブクログ
レイアウトの基本について、ビフォーアフターも交えて解説しているので、とても参考になる。
体型的にまとまっているので、基本を抑えたい方には良書。フォントについても詳しく載っていて今でも見返している。、
Posted by ブクログ
フォントについて40ページも割いているところがすごい。
ビフォーアフターのサンプル紹介も50ページにわたっていて、実例も多く、参考になる。
プロでもなるほどと思う内容がけっこうあり、家に置いておいてときどき読みたい一冊だ。
Posted by ブクログ
「伝わるデザインの基本」
なんとなく体感で知っていることもあるが、フォントの相性やスペースの空け方、色の相性など、実に網羅的。ちゃんと真似ればWordやパワポが見違えるはず。
Posted by ブクログ
デザインの基本が書かれている本。ビジネスマンでも読むことができる。
一つひとつは目新しいものではないが、無意識にやっていたことが言語化されていてわかりやすい。
フォントについては、なかなか教えてくれる人もいないし、知識を得るのが難しいが、詳しく記載されている。
資料作成の際はそばに置きたい本。
Posted by ブクログ
デザインに関しての知識がほとんどなく、今までは何も考えずに頼まれるまま、資料作成をしていたが、これからは見やすさや読みやすさなどを意識して作れると思う。
デザインというと、センスなどが問われるのかと考えていたが、この本を読んで、ある程度、型が決まっていて、そのパターンを覚えれば、かっこいい資料が作れるのだと知った。
Posted by ブクログ
デザインの基本ルールを学ぶことができる。 特にプレゼンテーション資料作成にフォーカスしており、相手方のことを考えるということが強調されている。
Posted by ブクログ
案外いいかもしれない。
プレゼン資料を作るので下読みして...
タイトル通りデザインの基本が書かれている。
自己満足になりがちなデザインを一喝して、客観的なコメントも参考になるねっ!