あらすじ
かつて業界団体が主催するイベントに過ぎなかった展示会を、出展企業と来場者による商談の場に変え、展示会をビジネスにした男。その成功哲学は、ただ、そのことそのもので勝負することであった。仕事に、姑息な手段や愛想づきあいはいらない。変化球なしの真っ向勝負に勝る成功哲学はない。
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Posted by ブクログ
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▼ 100文字感想 ▼
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展示会や見本市などのイベントで集客できていますか?
年間36本の見本市を開催し、日本一の見本市ビジネス
をつくった石積忠夫氏の成功哲学の集大成。肝はいかに
集客するか、いかに出展者を集めるか、いかに儲けるか。
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▼ 5つの共感ポイント ▼
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■どんな商売でも、具体的なメリットを与えることができな
ければ、必ず衰退していき、消滅する。参加者が儲かる
ような見本市を創れば、企業は積極的に出展してくれる
■実績を出せないスタッフに共通している特徴は、「買っ
てください」という肝心な一言がいえないこと。顧客との
緊張感が生まれるような言葉から逃げている
■値引きという安易な方法で出展を決めてもらう味を知っ
た営業スタッフは、汗を流して営業することが徐々に苦
痛になっていく
■自動車の値段が性能によって違うのは当たり前。雑誌
の広告料金にしても、売れている部数が多ければ多い
ほど高くなるのは当たり前
■リーダーに真の実力がなければ、その部下が実力のあ
る人間に育つことなどほとんどありえない
Posted by ブクログ
リード・エグゼビション・ジャパンの全貌。
展示会ビジネスの経緯が理解できる1冊である。
企業だけではなく、国家を超えて市民、政府…様々な人を巻き込む事業であるということから、如何に「誠実さ」というものに重きを置いて経営してきた社長の哲学が色濃く書かれている。