あらすじ
一流外資で約30年活躍しジョブズにも認められた元アップル・ジャパン社長×同時通訳の経験を持ち5ヶ国語をあやつる外国語学習のプロ。最強タッグが導き出した「実用的でカッコいい英語」への最短ルート! たった8つの発音ルールで英語は聴こえる!話せる!
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Posted by ブクログ
2017年末大掃除で部屋の隅から発掘しました、カバーを外してタイトルを見てビックリしました。途中まで読んでいたのですが、読みたい本の渦に巻き込まれていたものと思われます。新年早々の朝風呂に浸かりながら残りを読み終えました。
以下は気になったポイントです。
・発音や聞き取りの練習は当然必要ですが、それ以前に英語学習においても最も大切なことは、「自分は英語によって何を伝えたいのか」ということ(p13)
・英語に対する考え方に確信が生まれたのは、文法は不完全、しかし会話のリズムを一番大切にし、自分の意見を明確にする(p25)
・その場その場の台本を作る代わりに、自分の引き出しを増やして、情報を整理してしまいこむことに集中する、人前ではその一部を話す工夫をする(p27)
・プレゼン資料1ページには、3行以上の文章を書かない、書いてあることを話すのではなく、行間を話す、立ち方・話し方を注意する(p31)
・目指すべきは、この分野に関しては英語で話せるし、だれにも負けない、という武器を持つこと。専門分野の知識と、自分の伝えたいことを確実に伝えられるだけの英語力を持つ人:ドメインエキスパートを目指すべし(p63)
・最初の単語が子音で終わり、次の単語が母音で始まる場合には、2つの単語が一つに繋がって聞こえる(p90、99)
・発音練習を続けると、ネイティブの英語が聞こえてくる、ヒアリングだけ繰り返してもダメ、原理原則のルールを理解したうえで話せる人だからこそ、相手の話す英語が聞こえてくる、話せない人には聞こえない(p100)
・p、b、t、d、k、gが単語の最後にあったら、その音を出すための口の形を作り、空気の流れを止める(p106)
・母音と母音に挟まれた「t」は、dとrの中間(日本語のらりるれろ:私(鈴木)の意見)の音に変化する(p108)
・短縮形は、相手との距離感を確立するための道具として使われる、頻繁に短縮形を使うのは、距離が近い家族・友人通し(p111)
・現代の主流は、whの単語の「h」は発音しない、whyは「ワイ」と発音する(p134)
・自分の関心領域で使用する単語=Lexicon(特定の専門用語)を装備することを優先する(p151)
・正しい発音をする練習として、英語の歌(ネイティブの歌手)を最低でも3曲、歌詞を見なくても歌えるレベルにする、早口・腹式呼吸で英語を話す訓練にもなる(p153)
2018年1月1日作成