【感想・ネタバレ】遊女のあとのレビュー

あらすじ

八代将軍・吉宗の時代、質素倹約を強いる幕府に対抗して、尾張名古屋は遊興を奨励し、空前の繁栄を見せていた。異人との出会いから、夫をすて福岡を出たこなぎと、女敵討ちのために江戸を離れた鉄太郎。長い旅路の末に名古屋の地でめぐり逢った二人は、それぞれの秘密を胸に秘めたまま接近する。巨大な政争の具となっていることも知らずに──。著者渾身の傑作歴史時代小説。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

徳川吉宗の時代、九州のある漁村の女房が、夫が助けた異人を連れて名古屋へ向かう。
同じ頃、江戸の武士が女房をかどかわされた女敵討ちのために名古屋へ向かう。
果たして異人を名古屋へ呼び寄せたのは一体誰で、どんな思惑があったのか。
女房を連れていったと思われる宗春に敵討ちができるのか。

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2013年04月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

新聞書評欄でこの本を知り、読んでみたいと思いつつ月日がたち、文庫になったのをきっかけに購入(このパターン多いです)

初めての諸田作品ですが、地元の九州弁から始まって入り込み易かった。登場人物が多く、それぞれの思惑が絡まって、人物相関図があったらなぁと思いましたが、後半はどんどん話が転がっていってそれなりに面白く読みました。

九州の熱烈な女と江戸の型物武士、このとりあわせなら最後の結末も納得かも。陳腐な最後でなくて個人的には良かった。

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2011年01月20日

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