あらすじ
俺の学校には、有名人がいる。高校生という若さで著名な小説家、見た目もよければ頭も良く、少し変わり者だという噂だが、教師からの覚えもいい。そんな有名人――駒木先輩に、友人の代わりに告白をすることになった。それがきっかけで仲良くなったけれど、駒木先輩には教師と寝ているという噂があって…茶渋たむが描く、どこか歪んだ二人のまっすぐな恋。
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雰囲気も独特で私は好きです。
表題作の「そろそろ、さよなら。」は性格悪くない2人が擦れたふりして駆け引きをする両片想いCP
多少拗れますがそんなに泥沼化せず比較的安心して読めます。脇役の子がえらい毒舌でヒリヒリしますが。
そしてスピンオフ的なもう一作が「ふさわしい恋愛」ですが、こちらも良かったです。
こっちはホンマもんの性格悪い同士の駆け引きで、
高木は相手がオチると冷めるビョーキなので、最初のページの小塚の冷たいセリフが再度読み返してみると好きだと聞こえてしまうマジック…このややこしい間柄が私にはツボでした。
ただ、両作の攻のビジュアルが似通っていて一瞬混同したので☆マイナス1
絵も綺麗ですし、話もちょっと斬れ味が鋭くてヒヤリとする感じで浅くないので、私は好きです。
それからこの作者さんの作品の裏表紙は、毎回本編とは全然関係のない裏設定が読めるのでそういう所もイイですよ。