【感想・ネタバレ】御指名武将真田幸村かげろひ-KAGEROI- 6巻のレビュー

浅岡しゅく

【最凶の兄・信之VS最弱の弟・幸村】
愛を授かった真田幸村の次なる御指名は、天敵にして最凶の兄真田信之の居城への潜入捜査！ 虚弱体質、されど最強智謀の真田幸村コミック、待望の第６巻登場!!
(C)2012 Shuku Asaoka

[ブクログ · ★★★☆☆]

関節を外し脱出するのが得意で、
兄のDVの被害者である真田幸村。
突飛で、エキセントリックで、
それなりに史実に基づいた
ディテールを持つ独特なキャラクターに
変換されているのが、
このシリーズの面白さ。
信幸さんと、幸村の、
DVの秘密に迫る巻。

残念なことに、ストーリー展開が
荒くなってきた。
次巻はどうやら最終巻らしいので、
早急に回収か。

ただ、ストーリー以外にも、
この時代や武将好きなら、
擽られ要素が、
この作品には多分にある。
作者の歴史好きが要所要所から
伝わってくるからかもしれない。
同じ時代好きの友と、
対話しているような気分になる。
うまく着地して欲しい。