【感想・ネタバレ】君を奪って逃げる日のレビュー

不毛と知りながら、片想いをする従兄弟・涼秋(バツイチ)の息子・隼人を送り迎えし続けて、10年以上。それでも下心を頑なに隠してきたシノブ。けれど、5歳の時から助手席に座っていた少年が、彼の気持ちに気づかないわけがなく…。そしてとうとう涼秋の再婚が決まった翌日、失恋のショックで動けなくなったシノブに、隼人は微笑みかける。「好きな奴と同じ顔した人間に好きって言われたら靡きたくならない?」と、父親とそっくりな顔で…。

なかば脅しのように隼人に抱かれたシノブだけど、長年の片想いはそう簡単には揺るがない。すぐに隼人に心を開くわけでもなく、涼秋の新しい妻に嫉妬を抑えられなかったり…。そんな彼を想定内だと把握し、「親父の代わりでも俺にとったら儲けもんだから」とまで言う隼人の、小狡さと一途さが絶妙。お前も幸せになろうとしていいんだぞ…とこちらが切なくなること請け合い。年の差カップルの行方はいかに…?

その他、秘密のブラジャープレイカップルと、オフィスラブカップルの作品を収録☆

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