【感想・ネタバレ】なにがあっても、ありがとう―――つらく苦しいことにこそ、誠実に向き合う。のレビュー

あらすじ

なにがあっても、ありがとう つらく苦しいことにこそ、誠実に向き合う。

私たちが生きていく意味とは、人生とは、人間とは何なのか? 九十年余り生きて、どうやらその答えが見つかったように思えます――。 (「はじめに」より)

骨折しても、詐欺にあっても、感謝してしまう
九十三歳、渋沢栄一の孫娘が明かす 「人生」の意味とは?

人間関係に悩み、人と比べ劣等感を感じ、つらく悲しい出来事をしながら、私たちが生きてゆく意味とは何か?
骨折しても「痛い」よりも先に「ありがとうございます」とつぶやき、
詐欺にあっても、自らのステップアップできた心境を喜ぶ……

どんな出来事にも感謝してしまう、九十三歳、渋沢栄一の孫娘が語る「人生論」。

苦手な相手、つらい経験、劣等感、納得いかない境遇……

それらネガティブな事象を、どう捉え、どう感謝の気持ちに変換してゆけばよいか?

生きてゆくのがきっと楽になる、新しい「人生観」をお伝えします。

■目次
●第1章 御縁はすべてありがたい
●第2章 つらいことにありがとう
●第3章 自分は自分、人は人
●第4章 私たちは生かされている

■著者 鮫島純子(さめじま・すみこ)

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Posted by ブクログ

友人の薦めで読んでみた本。

タイトルにあるような、人生で起こること全てに
感謝するなんてできないよ、と思っていた時期もある私。
そういう時はこのような本は薦められても
なかなか読もうという気にならなかったと思う。
でもそんな私にも、やっとそうだそうだと頷きながら
素直に読める時が来たんだなぁとしみじみ思ってしまった。

著者の鮫島純子さん、先日テレビのインタビューに
答えている姿を拝見したが、御年99歳にして矍鑠としており、
落ち着いて柔らかな物腰なのになにか凛としたものを
感じさせる佇まいにすっかり引き込まれてしまった。
この方がこれを著したのかと思うとますます納得。

2021年最後に出会った素晴らしい本。
読んで良かったと思える一冊である。

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2022年01月08日

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