あらすじ
本書では、「時制」にまつわる様々な表現について解説しています。
時制は、英語の理解を深めたり、表現力をつけたりするためには必須のものです。
単に「する」「した」というのではなく、
「できる」「している」「したことがある」「しなければならない」 「するかもしれない」「ずっとしている」etc……。
中学英語で習う「基礎」ではありますが、こういった表現が使えなかったら、
言語は「カタコト」の味気ないものとなってしまいます。
現在進行形、命令形、助動詞、to不定詞、現在完了形……こういった名前を聞くだけで、
難しそうだと思ってしまうかもしれません。
しかし、繰り返しますがそれは「勘違い」なのです。
難しく感じるとしたら、実は「難しく考えてしまっている」だけなのです。
英語はそもそも、誰でも理解できるシンプルなものです。
あなたに理解できないはずがありません。
ぜひ、時制という英語の大事な基礎を、
「感じる」ことによりしっかりと理解することで、
自信を持って使いこなせる英語力を身につけていただければと思います。
■目次
・様々な時制表現を捉えなおす
・時制表現の総仕上げ
・複雑に思える文法も感覚的に理解しよう
■著者 西澤ロイ
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
暗記に頼らず英語感覚による英文法の納得理解を手助けしてくれる良書。英語における時制の考え方がよく理解できる。助動詞がもつコアイメージや、現在完了形の説明もとてもわかりやすい。
Posted by ブクログ
チェック項目6箇所。英語は本来「感じる」べきものです、子どもが身につけられるということは、人が生まれつき持っている7「感覚」で理解できるものなのです。お店での注文時には必ずpleaseを言おう:pleaseが言えないのは「お願いします」と言えないようなもの、マナーが悪い人という印象を与えてしまいますのでご注意下さい。canを「できる」という意味だと暗記するのではなく、ぜひもう少し正確に理解しておきましょう、canの本来の意味は「可能性がある」ことを表します、違う言い方をするなら「やろうと思えばできる」ということです。be able to を使う場合、スキルや怪我などが原因であり、状況ではないことを強調することになります(だからはロボットが「私には水泳機能はついていない」と言う場合はbe able toを使います)。willを使う場合には、例えば天気予報から伝え聞いたまま「今日は暑い」と言っているのかもしれません、willは、将来に関する予測や推測を伝えるのには最も一般的な言い方です。mustを使うと「有無を言わさず勉強しなければならない」わけですから、何か差し迫った状況があるのかもしれません、勉強をしないと怒られるのかもしれません。