【感想・ネタバレ】PIED PIPER DAYSのレビュー

あらすじ

日本のロックの貴重な証言者にして 豊富な知識で数々の名盤を紹介してきた ポップスの水先案内人によるマジカルな音楽体験記70年代はシュガー・ベイブ~ティン・パン・アレー~細野晴臣のマネージャーとして、80年代は伝説のレコード・ショップ、パイドパイパーハウスの店主として、国内外の音楽シーンを見つめてきた長門芳郎による初の回顧録。シュガー・ベイブ誕生秘話、未発表作品も含むティン・パン・アレーの関連作やコンサートにおける数々の逸話、小説にも登場し流行の最前線といわれたレコード・ショップの店頭での出来事、渋谷系勃興前夜の東京の音楽シーン、さらに取材、招聘やプロデュース、リイシューを通じた海外ミュージシャンとの交流などが、貴重な写真や資料をまじえて丹念に綴られる。関連作を紹介するディスク・ガイド付き。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

SUGAR BABEや細野晴臣、ピチカートファイブといった、日本のポップミュージック史にさんぜんと輝くミュージシャン達のかたわらにいて、自身も伝説的なレコードショップ「PIED PIPER」の店長だった長門芳郎の回想記。資料的な意味合いも大きいが、何よりもポップミュージックへの愛に溢れていて、音楽を聴きたくなる。文中にに何度もラビンスプーンフルの『Do You Believe in Magic』が話題に出てくるが、ポップミュージックの魔法ってのは確かにあって、著者もそれに魅せられた1人なんだよね。

0
2023年02月26日

「趣味・実用」ランキング