あらすじ
新しい環境に挑む、すべての人に伝えたいメッセージ!!
メジャーリーガー岩隈久志が初めて明かす、不安やプレッシャーから逃げずに、
平常心を保つためのメンタルコントロール術――
「大きな成功を求めない。小さな責任を果たすことからはじめる」
「『実力以上のものを出す必要はない』と思えば緊張はなくなる」
「短所は『悪いところ』ではない。『少しだけ足りないところ』」
アメリカの環境に適応することで学んだ、逆境、ピンチを乗り越えて、結果をたぐり寄せる50の思考ルール!!
【著者プロフィール】
岩隈久志
1981年4月12日生まれ、東京都出身。
堀越高校から2000年、ドラフト5位で大阪近鉄バッファーローズ(当時)に入団。
2001年、1軍初登板を果たし、チームのリーグ優勝に貢献する。
2003年から2年連続で15勝をあげ、2004年は最多勝、最優秀投手(最高勝率)、
ベストナインのタイトルを獲得。アテネ五輪日本代表にも選出される。
同年オフに、東北楽天イーグルスに移籍。2008年は、21勝、防御率1.87の成績で、
最多勝、最優秀防御率、最優秀投手の「投手3冠」に輝き、沢村賞を受賞。
2009年には、第2回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)日本代表に選出され、2連覇に貢献。
2012年、メジャーリーグ、シアトル・マリナーズに移籍。
多くの社会貢献活動にも熱心に取り組み、2012年は、シーズン1勝につき、
10万円をボランティア団体・ハビタットフレンズ仙台に寄付する。
右投げ右打ち。
190センチ。AB型。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
感情をコントロールする”技術”と表しているが、プロフェッショナルとして前向きかつ真摯に向き合う思考法といったほうが正しい。単なるテクニック論ではなく一流の選手が最前線で戦い続けるための姿勢とは確たるものかと鼓舞される思いだ。外部環境を言い訳にせず自分を柔軟に変えながら一喜一憂しないで自分の実力を出し切れるよう最善の努力を重ねる。”技術”でないゆえに万人が真似できる類のものではないが、マリナーズ時代にノーヒットノーランを達成するなど常に自己を律して結果を残した岩隈久志選手の言葉だけに一つひとつを反芻して読みたくなる一冊だ。
Posted by ブクログ
プロ野球、メジャーで活躍し、さらにはwbc優勝するなど超一流の活躍と実績を残してきた岩隈選手。彼を一言で言うならば努力の天才。常に前を向き、日々出来ることに全力で取り組む姿には感動した。どんなに大きな業績を残すにしても、それは一個一個の積み重ねであり、積み重ねられる人だけがものにするもんだと教えてられた。
Posted by ブクログ
近鉄→楽天→マリナーズ とチームを、渡り歩いた岩隈久志選手が書いた一冊。無駄に豪快なエピソードもなく、淡々と自然体で述べられているので、好印象を与えられる。岩隈のように生きれば、プロの世界でも評価されるのは間違いないと思った。