あらすじ
いつも「私ばっかり」面倒な仕事を押しつけられている。くやしい……。いつも「私ばっかり」気を遣っていて、相手は好き勝手生きている。ズルい……。なんで「私ばっかり」悪いことや不幸が続くんだろう。ツイてない……。そんなふうに思ったことはありませんか? 本書では、カウンセリングを25年近く続け、多くの悩める老若男女と接してきた著者が、「どうして私ばっかり……」となってしまう深層心理を解明するとともに、そこから抜け出すための考え方と具体的行動法を紹介。「自分も周りも幸せになれる生き方」を模索している人は必読! 『「どうして私ばっかりが……」というような気持ちになってしまうのは、あなた自身が、「自分を大事にしていない」ということなのです。あなたの中に燻っているそんな「損する」気持ちを解消しながら、同時に、自分自身を大事にする方法を、この本でレッスンしていただければ幸いです』──本書「まえがき」より
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Posted by ブクログ
知識としては何となく知ってはいたことが腹落ちし、たくさんの気付きが得られた本
自分の親も苦しんでいたんだと思えたことが一番大きい
我が家は色んなことがあるべき論で成り立っていて、自然と損な考え方をしていたのではないかと思う
個々人には「選択の責任」があり、断る自由がある
他者中心になっている人は、心の眼を他人に奪われていて相手の言動には敏感だが自分の感情や感覚に気づくことができない
「自分のために」ができない人は自分の中に「しなければならない」が初期設定されている
「したい、したくない」という感情を基準に入れる
マイナスの感覚を感じとる能力は高くてもプラスの感覚を感じとる能力が低い人が多い