あらすじ
多香子は、届いた手紙を手にして息を呑んだ。それは、母の親友・郁子が、死の直前に出したものだった。そこには恐るべき告白が! 10年も介護した認知症の義母を、自らが手にかけていたというのだ。片時も目を離せない我が儘な義母。何も手を貸さない冷淡な夫とその姉妹たち……。牢獄のような家の中で、何が起こっていたのか!? 女性心理を深く抉る傑作ミステリー。
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Posted by ブクログ
新刊が出たら欠かさず読んでいる松村さんのミステリーです。
最近女性作家によるミステリーやホラー小説が少なくなった感があり残念に思っていましたが松村さんの描くどこにでもある日常の中に潜む人間心理の恐ろしさには相変わらずゾクゾクさせられます。
最後の結末まで目が離せない展開になっていて面白かったです。