【感想・ネタバレ】ホタル探偵の京都はみだし事件簿のレビュー

あらすじ

売れっ子作家の推理はいつ光る? 先生、謎解きの前に原稿をください!! 東京北区にある王子書房の新米編集者・黒木真央は、京都在住イケメン推理作家・夜光蛍一郎のサポートを命じられた。が、現実は街から電車で2時間以上離れた村に住む偏食かつ偏屈な男の世話係。劇場から消えた美男美女カップルの心中騒動、百人一首の札にこめられた秘密など、事件が起こると「黄金の脳細胞で解決」と出張る夜光だがその推理は……。山あいの村から祇園へ。暴走迷探偵×探偵助手が謎を追うコミカルミステリー!! 凸凹コンビが事件に挑む、全五話+敏腕編集者(?)真央による、「京都はみだし案内」を収録。

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Posted by ブクログ

美形で奇人の推理作家と、生真面目な女性編集者がコンビを組むミステリ連作。普通この組み合わせなら、探偵役は作家だが、彼の推理は的外れで、女性編集者が名推理で彼の尻を拭う展開でおかしい。美質はキャラクターが良いことで、ことにヒロインが魅力的。ただミステリとしてはぐだぐだで、作家の迷推理を編集者がフォローするという、基本のフォーマットさえ途中からは維持できなくなっているのはさすがに苦しい。

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2022年03月05日

Posted by ブクログ

推理作家と推理作家のサポートをする新米編集者によるコミカルミステリー。

京都といっても山の中で京都らしさは少なく、幕間のはみだし案内も王道からズレていて、初めて知ることも多く楽しめました。

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2021年07月27日

Posted by ブクログ

新米編集者が会社に命じられたのは
推理作家の全面サポート。

確かにこれを言われたら、自分何しにここへ? と
首をひねりたくなるような状況です。
しかも当の推理作家は偏食で、職業があれなのに
事件に対する推理内容が…。
いや、それをどうにか誤魔化している主人公は
すごいというか、ご苦労様です、というか。

推理作家、という肩書だけで、希望を膨らませると
とんでもない事になる、という見本品な先生でしたw

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2019年10月11日

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