【感想・ネタバレ】最後の夏-ここに君がいたこと-のレビュー

夏原雪

小さな田舎町に暮らす、幼なじみの志津と陸は高校３年生。受験勉強のため夏休み返上で学校に通うふたりのもとに、海外留学中のもうひとりの幼なじみ・悠太が突然帰ってきた。密かに悠太に想いを寄せる志津は、久しぶりの再会に心躍らせる。だが、幸福な時間も束の間。悠太にまつわる、信じがたい知らせが舞い込む。やがて彼自身から告げられた悲しい真実とは…。すべてを覆すラストに感涙！

[ブクログ · ★★★★☆]

“純”な作品。

王道なストーリーかもしれないが、ぶれない一直線な登場人物の心境が、じわりとさせて来ますね。

下手な小細工無しの一発勝負、異論はあれども、おっちゃんは著者に軍配を上げますぞ！

読んでいて清々しい気持ちになりました。

[ブクログ · ★★★★☆]

田舎に住んでいる幼なじみ3人の恋。一見ありきたりな題材にも見えるけど、奥が深い内容でした。友情とは何か、恋とは何かを考えさせられる本でした。とても読みやすく、主人公の気持ちになって落ち込んだり嬉しくなったりと、様々な感情を楽しむことができる本だと思います。

[ブクログ · ★★★★☆]

山も海もある小さな田舎町に住む高校3年生、志津、陸、とロンドンにサッカー留学している悠太は幼馴染。受験勉強で夏休み返上で学校に通っている二人のもとに、悠太が突然帰ってきます。でも、悠太の様子が少し変です。
過去のエピソードが語られながら、物語が進んで行きます。そして、悲しい真実が。
わかりやすくて読みやすく、スラスラ読めるラブストーリーとなっています。

[ブクログ · ★★★☆☆]

〜1周目〜
2025.11.11
スターツ文庫の作品はすぐ読めて、感情がわかりやすいのでたまに暇な時に読みたくなる。
この作品も同じようにわかりやすく感情が書いてあるので、そうだよね、そうだよねと読み進めることができる。
ただ、物語上必要なんだろうけど、物語上の伏線をちゃんと言葉にして書いてしまっていたので、そこまで書いちゃうの？感は否めなかった。
中学生くらいにはわかりやすいのでおすすめ。