あらすじ
■担当編集より
このページをご覧いただき、ありがとうございます。
本書で紹介しているのは、単にすぐ行動するための方法ではなく、
「超一流のすぐやる技術」です。
超一流は、すぐやる習慣が身についています。
でも、なんでもかんでも「すぐやる」ことを良しとはしません。
やるべきことはすぐやり、やるべきではないことはすぐやらない。
その判断基準は、「成果につながる行動のみ、すぐやる」こと。
ただそれだけです。
なぜなら、ただでさえ一人あたりの仕事量が増えている現代。
どんなこともすべてすぐやっていたら、さらにやるべきことが増えて、仕事中毒になってしまいます。
また、残念ですが、相手と場合によっては他人に軽く扱われてしまうことにもつながります。
超一流は、誰よりも多くの仕事量をこなしますが、
仕事だけではなく、プライベートも楽しんでいます。
また、当然ですが、まわりの人から軽く扱われることもありません。
ですので、あなたがもし、「すぐやる」ことができていないのであれば、
まずは、すぐやるための技術を身につけていただきたい。
そして、そのあとに、すぐやらない技術もぜひ覚えていただきたいのです。
ベストセラーとなった『絶対達成』シリーズが『空気で人を動かす』シリーズでも有名な、
最低でも目標を100%達成させる「絶対達成」コンサルタントである著者は、
年間5000人、累計3万人以上を指導してきました。
本書は、長年多くの人を目標達成を指導する中で生み出された、
著者流の「成果を生み出すための、すぐやる技術」のすべてを紹介した、渾身の1冊です。
ぜひ、お読みいただけましたら幸いです。
―本書との出会いが、あなたにとって人生を好転させ、
見える景色が変わる機会となれば幸いです!
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
横山さんの最新本。巷に溢れる「すぐやる系」の本を、横山流に書き下した一冊。横山さん自身が冒頭に書いてる通り「すぐやる」という趣旨の本なのに、すぐに読めて、すぐに実践できないのではナンセンスっということで、まーシンプル。無駄話が無いのでスっと読めて、サっと試せる、そんな印象。
●今回提唱しているのは「台車理論」。ホテルのポーターが、荷物を華麗に運ぶ姿をイメージする。仕事を荷物と置き換え、これをいか楽に、早く、軽やかに運べるかを提唱する。
●ポータのように華麗に荷物を運ぶには
①荷物を軽くする
実行レベルにまでタスクを小分けする。1つ1つのタスクの時間を見積もる。余計な荷物を預からない。各タスクにタグ付けする(いつまでに、何を、どうするか)。タグを俯瞰してまとめる。
②路面を整理する
物理的ノイズ、うるさくて集中出来ない等。否定ノイズ、被害者意識による自身の正当化、周りを悪役にしたてる。連想的ノイズ、そういえば・・・、っと他のことが気になり始めて集中力ダウン。
いずれも、脳内おしゃべりによって乱反射する「思考ノイズ」という存在があることを知っておくこと。ノイズが出始めたら自分でノイズに気付き、シャットアウトできるように。
③押す力を養う
押さざるをえないプレッシャーがかかる環境を作る。
●なんでもかんでも直ぐにやらないことの重要性。
・直ぐに引き受けてしまうと、本来重点的にやるべき仕事に手が回らないだけでなく、何でも引き受けてくれる便利屋として、軽く扱われるようになってしまう。
・便利屋をやっていると、仕事をした気になりやすいが、本当にその先に自分のありたい未来があるのかを考えるべき。仕事をこなす中毒にならないように。
・自分がやるべきこと、ありたい仕事というのをしっかりと棚卸し、その目指すものに繋がるかどうかを見極めること。(緊急度×重要度のマトリクスで考える)
●やるき貧乏
・何故やらなければならないかが分かっており、且つやるべき方法論を理解しているにも関わらず、「やる気が起きない、やる気を出す方法が知りたい」っとのたまう輩は、ただの「怠惰」。『やる気』や『モチベーション』というワードが出た時点で、ノイズの乱反射が始まっていると心得るべし。この段階では、さっさとやる、以外の思考は不要。