【感想・ネタバレ】邂逅のレビュー

あらすじ

シドニーのあるマリーナで、海底からスチール製の収納ボックスが発見される。1メートル四方の箱には、傷だらけの少女の遺体が収められており、周囲から同じような遺体の入ったボックスが20も見つかった。シドニー州都警察殺人捜査課に異動してきた刑事フランクは、新たに相棒になった署内一の敏腕女性刑事エデンと共に未曾有の大量死体遺棄事件を追う。だが、以前の相棒が犯罪者に撃たれ殉職したばかりだというエデンは、何か秘密を抱えているようで――。オーストラリア推理作家協会賞を2年連続で受賞した、鮮烈な警察小説シリーズ開幕!

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Posted by ブクログ

珍しいオーストラリア・ミステリーのシリーズ第1作。しかも、著者のデビュー作。

シドニーのマリーナで発見されたボックスに入った20もの遺体。殺人捜査課のフランク刑事は女性刑事のエデンとともに大量の死体遺棄事件を捜査する。メインの死体遺棄事件の捜査のストーリーに挟み込まれるハデスと少年少女の奇妙な挿話。やがて、二つのストーリーは交わるのだが、意表をつく展開と想定外の結末を迎える。

本格派の警察小説として読んでいると、そっちの方向に行ったのかと思う少し残念な作品。

ジャック・カーリーのカーソン・ライダー・シリーズのような…

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2016年06月17日

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