【感想・ネタバレ】18歳からの民主主義のレビュー

あらすじ

これから初めて投票に行く人も、しばらく行っていない人も。この本は、そんな人たちのための本です。憲法、景気、雇用、教育、医療、税金……。問題山積みの日本社会。選挙って何? ミンシュシュギって何? そのポイントを、専門家たちがわかりやすく解説します。18歳から101歳まで、あらゆる世代の熱い思いを込めた、自分の意思を社会に生かすガイドブック。

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Posted by ブクログ

様々な識者によって民主主義に関する解説本.上野千鶴子の「民主主義は道具だ」と言う議論は秀逸.
民主主義は道具だから,
・それを使ったつくる作品の質は保証しない.
・使い方に習熟しなくてはいけない.
・使わなければ錆びる
日々の暮らしの中で民主主義を学ばなければ,学べない.

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2018年10月09日

Posted by ブクログ

選挙権を得る年齢が18歳に引き下げられるのを機に書かれた本。
「18歳」は、実はどうでもよく、民主主義や政治のことを、みんなちゃんと知ろう、という内容です。

民主主義は、完全なものからは程遠いけれども、これを上回る政治形態を、人類は、まだ手に入れていません。
よりよい政治形態を手に入れるためにも、民主主義は何ができて何ができないか、何が足りないかを知ることが大切なのだと思います。

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2017年04月10日

Posted by ブクログ

「1票には変える力がある。憲法、景気、雇用、教育、社会保障等々、問題山積みの日本社会。その社会を1票が変えるかも知れない。その道の達人たちが、的を絞ってやさしく解説。18歳から101歳まで、あらゆる世代の熱いメッセージも集めた、自分の意思を社会に生かすためのガイドブック」(BOOKデータベース要約)と紹介されていました。

読み手に合わせて変化のできる優れものだなと、まずは思いました。初めて投票に臨む人にとっては、自分の関心に沿っての刺激を与えてくれるだろうし、投票を呼びかける人たちににとっては、相手の関心に合わせた話しをする素材の一つになります。全てのメッセージではありませんが、さらに理解を深めるためのオススメの本も紹介されており、続けて考えていくことができるようになっています。今までにないくらいに、付箋をたくさん貼って読みました。

さらにここに付け加えるとするなら、選挙に関する情報へのアクセスや投票方法に関する様々な制約(例:点字版選挙広報が制度化されていない、在宅投票の対象者制限が大きい等)についても、現実にある問題として取り上げて欲しいですし、多くの人にも知ってもらいたいと思いました。

日本の民主主義をめぐる状況は危機的であるし、昨年来その危機はさらに進行しています。でもあきらめない運動が大きく進んでいる状況があり、参議院選挙を前にこの本が出された意味は大きいと思います。ぜひ、たくさんの方に読んでいただきたいと思います。

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2016年05月02日

Posted by ブクログ

なるほど・・・高校の副教科書にでもするつもりかな。
思想がちょっと片寄ってる気がするけど、岩波だからかな。

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2016年05月20日

Posted by ブクログ

<目次>
はじめに
第1章  民主主義のキホン
第2章  選挙。ここがポイント!
第3章  立ち上がる民主主義!~18歳も、101歳も

<内容>
タイトルも内容も、一瞬「ジュニア新書」かと思ったが、れっきとした「岩波史新書」でした(笑)。第3章には、若い子のやや拙い文も見られますが、1,2章は高校生に読ませたい文が続きます。あっ、これは多くの人のレポートで構成されています。「民主主義」「選挙」「憲法」…キホンを抑えたいならば一読を!  

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2016年05月03日

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