あらすじ
西暦2500年代、初めて世界を統一した帝王・イデア。しかし彼の突然の死によって世界は混迷の一途を辿っていく。イデア復活を祈る大臣たちは、科学者・英里にイデアのクローンを造るように要請するのだが…!? 文庫版特別描き下ろしを収録したSFネオファンタジー!
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Posted by ブクログ
混乱の世界を統一していた帝王イデアが急死・・・
王のクローンである少年ローズが帝王の変わりに選ばれたのだが・・・
絵が透明感あってやさしいかんじ。
文庫で3巻完結済
Posted by ブクログ
小学生のころ読んだ第1話が鮮烈だった。「帝王イデアがあなたに似ているのよ」1話でリリカが叫んだこの言葉が、物語の主題のような気がする。作者の描く独特の絵柄で表現される世界観、「ロシアンルーレット。死ぬか帝王か」言葉のセンスも好き。
Posted by ブクログ
「そらのていこく」と勘違いして古本屋で買った本。短期連載であちこちの雑誌に載せていたらしく、話が繋がらないところがたまにある。でもなんとなく好きで全巻持っている。
Posted by ブクログ
一本の芯が通ったストーリーは、読み始めるととまらなくなります。偉大なオリジナルをもつクローンとして生まれた主人公の、ひたすら自分らしくありたいと生きる姿、彼を囲うひとびと。すべてが魅力的です。長すぎない、重苦しくなりすぎないところもいい。ほんと、だいすき。
コミックス版は全7巻、文庫版は全3巻。
Posted by ブクログ
私の好きな漫画ベスト3に入る作品。印象的なキャラクターと決して軽くは無いテーマなのにさらりと風が吹き抜けるようなストーリー展開。独特の世界観が味わえます。
英里が大好きな少女リリカとそんなリリカが大好きな主人公ローズがとても微笑ましかったです。後年、喜多先生のサイトでリリカ&英理の書き下ろしイラストを見つけた時は嬉しかった(笑)
Posted by ブクログ
全3巻(文庫)
星4.5
昔読んで大好きだったんです。ものすごく好きでした。友達に紹介されて、好きになって、全巻そろえたんですから。そして・・・文庫になって書下ろしがあると聞いて、コミックで全巻持っているのにもかかわらず、文庫版も買ってしまいました。
今読んでもやっぱりいいですね。初めて読んだ時と同じ感動はないけれど、やっぱりいいと思います。未熟さゆえの未完成さが、この作品をものすごくいい作品にしていると思います。リリカが大好き。昔の絵のリリカが特に可愛いくって。ローズも好きです、もちろん。葛藤がいいなと思います。クローンゆえかもしれませんが、それは、実は、普通に生まれてきた私(私達?)にも当てはまると思ったのです。英里もいいですね。傷つく英里の場面の英里が、すき。彼女の作品は、全体にいいキャラが多いですね。あーそれにしても、リリカの、あの手袋の秘密が気になって、気になって、仕方がありません。
この頃の作品って、この人のこの作品に限らず、SFチックで、ファンタジーちっくで、かつ勢いがあっていいなぁと思いました。
Posted by ブクログ
約10年ぶりに読み直し。面白いなあ!軽く、本当に軽くBLっぽいものを匂わせるようなのもいい。女の子はみんな活きがいいしな!文庫版描き下ろしはローズもリリカも英里までもが幼くなってて驚いた。