【感想・ネタバレ】ホワイト・ジャズのレビュー

あらすじ

世界最高の暗黒小説にして警察小説の極北! <暗黒のLA四部作>最終作

番犬を惨殺した異様な侵入犯=被害者は市警と癒着した麻薬密売人。事件に異常な関心をみせる警察上層部はクライン警部補に徹底捜査を命じた。やがて警部補が探り当てたのは、警察組織内の悪辣な陰謀、市警とFBIの暗闘だった。脈打ち/暴走し/嗚咽する電撃文体がもたらす脳髄の激震! 解説・馳星周

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Posted by ブクログ

LAコンフィデンシャル、ブラックダリアの記憶をほじくりかえす。様々な人物と思惑が螺旋になり、それはしぼむどころか大きな竜巻となって、周囲を巻き込み蹂躙しながら昇華していく。
疲れ/毒気にあたられ、でも不思議な活力をもらう。 抗えない魅力。

自分を嘆くだけの害のない引きこもり気質の人間より、精力的な害のある悪人を好む自分を再発見。 人生に意味を求める=他力本願、人生に意味を見いだす=能動的。エネルギーに溢れた一作。

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2016年11月19日

Posted by ブクログ

暗黒のLA四部作の完結編、最終作。
なのですが、、僕はこの作品から読んでしまって一応、作品は独立して読めるものになっているものの話の筋を理解するのは、なかなか大変だったです。

でもスピード感のある、モダンジャズのように繰り出される文体がカッコよくって、物語の筋は読めない部分も正直ありましたが、カッコいいなって感じでしたね。

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2016年11月25日

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