【感想・ネタバレ】消費税 政と官との「十年戦争」のレビュー

清水真人

人気絶頂の自民党・小泉首相が封印した消費税増税は、なぜ10年の歳月を経て民主党・野田政権で法案成立にいたったか。リーマン・ショックや東日本大震災で火が消えかけながらも、執念深く実現を目指した政治家たちの姿。容赦ない権力闘争、虚々実々の駆け引き、そして死屍累々たる舞台裏の光景……歴史的改革の現場を綿密な取材によって描いた緊迫のインサイド・ドキュメント。 ※新潮文庫に掲載の写真は、電子版には収録しておりません。

[ブクログ · ★★★★★]

小泉純一郎首相の時代以降、消費税を上げるのかどうかという動きを丹念に追った本です。消費税について、興味のある方にはお薦めします。この本の筆者と出版社に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。