あらすじ
「ただひたすらに目の前のことを頑張る」実はこの言葉は裏を返せば「どのように努力をすればよいのか分からない。だからただ頑張るしかない」と言う意味である。ただ頑張るだけではあなたの努力はおそらく実を結ばない。成功した医師たちに共通するキャリアパスの法則とは何か。本書では成功した医師たちからひも解いた共通する成功の原理、医師のキャリアで必ず浮上する博士号・研究・専門医・留学などの選択肢と、基本的キャリアパス論である「自分を知ること」、「計画的偶発性理論」、「20年後、7年後、3年後の理論」、「常に2割の労力を未来に使え」、「師匠を探せ」といったいくつかの原理を重ね分かりやすく解説する。本書を読めばこれまでは曖昧だったあなたの将来像が整理され、あなた専用のキャリアパス論が構築され始める。本書は医師のために書かれた日本初の本格的キャリアパス論である。
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Posted by ブクログ
タイトル通り、若手医師や医学生が読むと考えが整理される一冊。
英語を頑張ろうね、研究も頑張ろうね、といった耳の痛い話が多いが、キャリアパスを考えるにあたっては、避けては通れない道だと再認識できたのが良かった。
Posted by ブクログ
若手ギリギリ(アウト)の8年目医師の感想。
一番はもっと若いうちに読みたかった!
私はフリーランスなので、自分で計画して自分で実力つけて、足りないところを補いながら自分で環境を選んでいますが、やはり自分の好きでないことや得意でないことは、なんとなく避けてしまう。
研究とか論文とかって、やっぱ大事なのね。医局員でなくても博士って必要なのかー取ったほうがいいのかな、って初めて思いました。だって賢くないんだもの。はい、言い訳ですが。
最初から最後まで、若手医師の愛情や励ましが溢れるほど伝わってきて、優しい先輩がへこんでいるレジデントの話を居酒屋で聞きながらアドバイスするような感じでした。私は孤独じゃないんだー、なんて思ったりして。
私にはとっても役に立つ本でした。というか役に立てるようなキャリアを歩まなきゃ。